ぼくは洋服を好きになって間もない頃、雑誌やスナップを頻繁にチェックしていました。
そしてしばらく経つと、おしゃれな人に共通するあることに気が付いたんです。
おしゃれな人が穿いているボトムスの大半は黒スキニー
ボトムスも3~4本は欲しいから、そろそろ黒か紺以外の色にも手を出してみよう。
そう思って雑誌やスナップを参考にするも、雑誌に載っている人の大半は黒色のボトムスを履いている。
そう、どんなに色使いの上手い人でも、下半身には極めてシンプルな色を使っていることに気が付いたんです。
ちなみに紺色のボトムスの中で、更にその大半を占めているのは濃紺のデニムパンツでした。
リジッドかワンウォッシュで濃紺色をしたデニムパンツ。
たくさんの人に愛されているのを改めて見て、濃紺のデニムパンツは色々な服と相性がいいことを再認識しました。
もちろん黒なら断然「黒スキニー」です。
メンズファッションにおいて、おしゃれなコーディネートを構築するために使うボトムスの選択肢は黒スキニーの一択でした。
おしゃれなメンズから絶大な支持を誇る人気ブランドの黒スキニーをご紹介
ここからはおしゃれなメンズに大人気のブランドと、それらが定番的に発売している黒スキニーを紹介していきます。
メンズのコーディネートにおけるボトムスのバリエーションって以外と少なくて。
それゆえ同じものをたくさん穿くことになるので、特に黒スキニーのような定番アイテムの場合、少し値段は張っても質のいい1本を買うことをおすすめします。
価格帯ごとに分けて紹介していくので、ご予算に合わせて検討してみてください。
これより先で20本の黒スキニーを紹介していきます。
・・・が、「そんなの長ったらしくて読んでられないから、とにかくおすすめの1本を教えてほしい!」
今、一瞬でもこう思われた方は、ぜひDcollectionの黒スキニーをチェックしてみてください。
これから2万円以上する黒スキニーも紹介しますが・・・Dcollectionの1本は4,980円とは思えないほど品質が良くておすすめです。
「黒スキニーなんてどれも見た目は変わらないんだから、それよりもトップスにお金を使いたい」
そう考えるのも”おしゃれに魅せる”には非常に賢い選択肢です。事実、ぼくも黒スキニーはDcollectionのものを愛用しています。これは本当におすすめ。
1万円以内で買える黒スキニー
それでは1万円以内で買える、メンズに大人気のブランドから発売されている黒スキニーパンツを紹介します。
ボトムスよりトップスにお金をかけたい人にはおすすめです。
UNIQLOのスキニーフィットテーパードジーンズ (4,309円)
引用:http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/165166
まずは皆さんご存知のUNIQLOから「スキニーフィットテーパードジーンズ」です。
いきなりUNIQLOって…と思う方もいるかもしれませんが、大型店舗限定商品のこちらは品質が良い。
驚くほど軽い生地を使っているのでストレスも感じません。
コスパ最高の1本です。
無印良品のオーガニックコットン ストレッチデニムスキニー (3,990円)
引用:https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738539766
お次は無印良品の販売している黒スキニー。
環境に優しいオーガニックコットンを使った服作りを徹底している無印は、ここでもそれを貫きます。
太すぎず、細すぎずでバランスのいいシルエットをした1本を探している人におすすめ。
スキニーパンツは足にぴったりフィットする特性ゆえ若い人向けのモノが多いですが、無印のそれには過度なやりすぎ感がありません。
幅広い年齢層の方に愛されること間違いなし。
CHEAP MONDAYのTIGHT NEW BLACK (9,720円)
引用:http://zozo.jp/shop/beams/goods/2616755/?did=10248333
スウェーデン初のブランド、CHEAP MONDAY(チープマンデー)が発売しているTIGHT NEW BLACKです。
基本的にボトムスの履き心地と伸縮性を上げるためには生地にポリウレタンを混ぜることがマスト。
TIGHT NEW BLACKに使われている素材を見てみると、ポリウレタンはたったの1%しか使われていませんが伸縮性は抜群。
CHEAP MONDAYのスキニーは伸縮性の良さに定評があります。
ポリウレタンを多く含んだ生地だとウエストが伸びてしまう恐れがありますが、その問題を見事に解決しています。
Dcollectionのスキニーパンツ (4,980円)
福井県に会社を構える洋服の通販サイト「Dcollection」が販売する黒スキニー。
このアイテム、4,980円とは思えない品質とシルエットの良さをしているんですよ。
ぼくも実際に穿いてみました。緩やかなテーパードシルエットがすごく綺麗ですね。
スキニーパンツって前から見たときはまだしも、後ろから見たときにシルエットの違いが表れるんですよね。
そんなにシルエットがよくないモノだとお尻の辺りがダボついてだらしなく見えたりするんです。
しかしDcollectionの黒スキニーは4,980円という安さにも関わらずそれがありません。
足にフィットする美しいシルエット。
それでいて抜群の伸縮性によるストレスフリーな穿き心地がクセになりそうです。
表面の触り心地が若干サラサラしているのは微起毛加工によるもの。
これのお陰で黒スキニーにホコリが付きにくく、汚れが目立たないのも嬉しいポイントですね。
そして最大の特徴は、Dcollection運営の株式会社ドラフトさんはおしゃれ初心者にとても親切なアパレルメーカーだということ。
商品購入後はなんと社員の方がLINEでコーディネート相談に乗って下さるんですよ。
通販サイトで・・・いや、実店舗でもここまで丁寧に対応してくれるお店はそうありませんよね。
安くて、それでいて品質の良い黒スキニーを買いたい方には心の底からおすすめできるアイテムです。
2万円以内で買える黒スキニー
海外ブランドのアイテムを買うとなれば厳しいですが、国内ブランドで質の良い黒スキニーが欲しいのであればこの価格帯に手を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
666のストレッチスリムジーンズ (10,584円)
引用:http://www.666jp.com/shopdetail/012000000026/
パンクロッカー御用達の超有名ブランド、666(トリプルシックス)の黒スキニー。
シド・ヴィシャスが好きな人は必見のブランドです。
お値段も1万円を少し超える程度と財布に優しいですね。
DR.DENIMのSNAP (11,772円)
引用:https://www.drdenimjeansjapan.com/products/snap?taxon_id=5
スウェーデン発のブランド、DR.DENIM(ドクターデニム)より代表的なモデルであるSNAPをおすすめします。
日本でも絶大な人気を誇る、スキニーパンツを代表作とするブランドに”CHEAP MONDAY”がありますが、最近はDR.DENIMも非常に人気が高いです。
UNITED ARROWSやBEAMSをはじめとした有名なセレクトショップでの取り扱いも増えてきている様子。
今とても注目のブランドです。
April77のJOEY DOOM (16,800円)
引用:http://www.magaseek.com/product/detail/id_00148127
海外ブランドでCHEAP MONDAYとApril77はスキニー界の2トップ。
値段はApril77の方が高いですが、その分高級感もあります。
バックポケットに付いているブランドのパッチで好みが分かれそうです。
KUROのGraphite (16,200円)
引用:http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-kuro/1008619
2010年にスタートしたばかりな新進気鋭の国内ブランド、KURO(クロ)のベーシックな1本。
比較的手に入れやすい価格ながらも日本のものづくり魂が光るアイテムです。
まだ歴史が浅いながらも世界中からオファーが殺到しているそうです。
(クロ) KURO Graphite:ワンウォッシュブラックジーンズ 28
JiedaのSARROUEL SKINNY PANTS (17,280円)
引用:http://shelter-web.jp/SHOP/jieda_aw15_skinny_sarrouel_blk.html
これまで有名なブランドの黒スキニーを紹介してきましたが、それらに比べたらややマイナーなJieda(ジエダ)のアイテム。
スキニー独特の、股下がピタッとする感覚が苦手な人に激推ししたい1本です。
腰回りはサルエルパンツのようにゆとりがあり、足首のあたりは細身のスキニー。
少し個性的なシルエットは人と被ることもなく、コーディネートにアクセントも加えてくれます。
色違いでインディゴデニムも欲しいくらいの万能アイテム。
FACTOTUMのリジッドストレッチデニム (18,360円)
引用:http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/1008890
新宿伊勢丹でも取り扱いがあり、グローバルな人気を誇るFACTOTUM(ファクトタム)のリジッド(糊付き)黒スキニーです。
洋服を作るにあたっても特にデニムには強いこだわりを持つデザイナーさんが作ったブランドです。
LOUNGE LIZARDのストレッチウォッシュドデニム (18,360円)
引用:http://www.birdseye.ne.jp/fs/birdseye/br-loungelizard-bottoms/1011667
日本でブランドを10年続けることは難しいと言われている中で、
18年も活躍している老舗ブランド、LOUNGE LIZARD(ラウンジリザード)の黒スキニーです。
安く良いものをというデザイナーさんの意思のもと作られるアイテムはどれも高い質の割に控えめな値段が嬉しいです。
LAD MUSICIANのSKINNY PANTS (18,360円)
引用:https://www.ladmusician.com/webshop/products/detail.php?product_id=2116503&color=56
LAD MUSICIAN(ラッドミュージシャン)のアイテムは全体的にめちゃめちゃタイトです。
普段は他のブランドでMサイズを着る僕ですが、このブランドだけはワンサイズ上げないと、とてもじゃないけど小さいです。
ロックな雰囲気のにじみ出たアイテムをお探しの方におすすめしたい1本です。
Rags McGREGORのSTRAIGHT 5P DENIM PANTS (19,980円)
引用:http://store-ragsmcgregor.com/products/detail1118.html
アメカジの老舗ブランド、McGREGOR(マックレガー)が数年前に作った新ブランド、Rags McGREGOR(ラグスマックレガー)の1本。
5ポケットに細すぎず太すぎずのザ・スタンダードなアイテムです。
武骨なアメカジコーデとの相性は抜群です。
3万円以内で買える黒スキニー
ボトムス1本に対して3万円も出せば質やシルエットにも完全に満足する1本に出会えます。
上を見てもキリがないので、僕がボトムス1本に対して出せる金額はこの辺りが限度です。
JOHN LAWRENCE SULLIVANのスキニーデニム (20,520円)
引用:https://store-midwest.com/#!/items/554b4bc5ccebe9d23c001b42
いまや世界的な人気を誇っているJOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)の黒スキニー。
この写真を見ただけでも上品な雰囲気が伝わってきます。
テーパードシルエットにコットン98%、ポリウレタン2%のベーシックな生地感はどんなコーディネートでも綺麗に仕立てあげてくれます。
nudie jeansのThin Finn (22,680円)
引用:http://zozo.jp/shop/beams/goods/5507241/?did=16398285
色々ありすぎて迷ったらとりあえずこれ!とおすすめしたいのがnudie jeans(ヌーディージーンズ)のThin Finnというモデル。
あえて低めに配置されたバックポケットはトップスと被らず絶妙に主張してくれます。
nudie jeansを1本持っておけばまず間違いありません。
A.P.C.のPETIT STANDARD (24,840円)
引用:
僕もつい最近買ったA.P.C.(アーペーセー)のプチスタンダードデニム。
黒スキニーの場合はインディゴデニムよりも少し高いみたいですね。
無駄な装飾はなく極めてシンプルなシルエットがとにかく魅力的な1本です。
S’exprimerのBLK×BLKストレッチスキニー (24,840円)
引用:http://anchor-website.com/products/detail2586.html
縦糸も横糸も黒いものを使った真っ黒なS’exprimer(セクスプリメ)のデニムパンツ。
スタイリッシュなシルエットが印象的な1本です。
ポリウレタンを5%含んでいるので伸縮性は抜群です。
HYSTERIC GLAMOURのブラックSデニムスリムPT (25,920円)
引用:http://store.hystericglamour.jp/shop/mens/goods.html?gid=3845680&did=&cid=
音楽が好きな人・・・特にロッカーから人気を集めるのがHYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)
黒スキニーはパンクロッカーのファッションに欠かせないマストアイテム。
音楽をルーツとしたファッションを嗜んでいて、コーディネートに統一感が欲しいという方はこのブランドの黒スキニーをチェックしてみましょう。
Acne StudiosのACE (29,160円)
引用:
http://www.arknets.co.jp/category/B548/A12_30Y144_100.html#SARCH_TYPE=S_MENS&pointercat=SARCH_TYPE
都内のセレクトショップへ足を運ぶとまず激推しされるAcne Studios(アクネ ステュディオズ)のスキニーパンツ。
シルエットの綺麗なデニムパンツは?といった質問をすればまず出てくるのがこのブランドの名前です。
黒スキニーを使ったおしゃれなコーディネート
ここからは黒スキニーを実際に使ったおしゃれなコーディネートをピックアップしていきます。
黒スキニーは合わせやすさが抜群なだけあって、色々なトップスと組み合わせて使われている。
コーディネート投稿アプリのWEARに公開されているおしゃれなコーディネートを参考にしてみましょう。
カジュアルなトップスを上品にまとめる
引用:http://wear.jp/genji/6017003/
トップスにはチェックシャツにパーカー、Gジャンとカジュアルなアイテムがたくさん。
それでも子供っぽくなり過ぎないのはボトムスに使っている黒スキニーが全体の印象を綺麗にまとめているから。
これでカーキのカーゴパンツを穿いてしまったらアメカジ寄りでまとまりのないコーデになってしまいますね。
シンプルで大人っぽいコーデを簡単に作れる
引用:http://zozo.jp/coordinate/?cdid=7122474
シンプルなコーデを作りたくてもTシャツにジーパン、スニーカーでは子供っぽくなってしまう。
これってすごくあるあるだと思うんですけど、そんな問題もコーデに黒スキニーを取り入れれば解決します。
上品な雰囲気を持つ黒スキニーは無地のTシャツと合わせれば簡単にシンプルで大人っぽいコーデを作ってくれる。
実は服装がシンプルになりがちな夏にこそ使いたいのが黒スキニーです。
ビッグシルエット×黒スキニー
引用:http://wear.jp/mori12mizu/7134382/
コーディネートを組む際の指標としてAラインやIライン、Yラインがあります。
それぞれ全体のシルエットをアルファベットの形に例えたものですね。
この中でも黒スキニーはYラインのコーデを組みたいと思ったときに役立つアイテム。
ビッグシルエットのトップスを着たならボトムスには細身のスキニーを持ってきてYラインを形成します。
黒いボトムスはどんな服とも合わせやすいので、黒スキニーを1本持っていればコーデを組むにしてもいいい勉強になりますね。
メンズにとって黒スキニーは最低1本持っておきたいマストアイテム
ぼくはファッションにハマる前に「黒スキニーなんてどれも同じ」と適当なものを買い、後々になってシルエットの野暮ったさに後悔した経験があります。
そうならないためにも、ボトムスは先行投資だと思って高くても良いものを1本買っておくことをおすすめします。
ちなみにこの中で僕が特におすすめをするのはnudie jeansのTHIN FINN。
こちらはとにかくベーシックでどんな服にも合わせやすい1本です。
「Nudie Jeansのスキニーは高くて買えないから、もっと安くてコスパのいい1本が欲しい!」
という方には、4,980円で買えるDcollectionの黒スキニーがおすすめです。
この1本は本当に、値段以上のパフォーマンスを発揮してくれる最高の黒スキニーなんですよ。
コーディネートの基盤となる黒スキニー探しで困っているあなたも、この記事を読んでお気に入りの1本を見つけてみてくださいね。
いわはし
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