ローファーって1足持っていると、本当に便利ですよね。
ローファーに限らず、靴紐を結ぶ必要がなく、よって手を使わずに履ける靴って便利で、つい無意識のうちに履いてしまったりします。
ぼくは好きなブランド、iroquoisのスウェードスリッポンを愛用しています。
これも紐がないので手を使わず、いちいちしゃがむ必要もなく履くことができるので、とても便利。結果的にハイペースで履いてしまいます。
スリッポンもいいのですが、ぼくは前からずっと欲しいと思っていたのがタッセルもしくはビットの付いたローファーです。
スリッポンは紐がないスニーカーのようなもので、カジュアルでラフな格好をするときには持ってこい。
一方で、楽に履けるのにカッチリとした雰囲気を作り出してくれるローファーにも憧れを抱いていました。
普通のローファーじゃ少し物足りないし、学生の頃に散々履いていたので何か装飾のあるものが欲しくて。
ブランドで言えばGUCCIの定番ビットローファーや、Milokのタッセルローファーを見ていました。
しかしGUCCIのそれはお値段的にもなかなか購入するには勇気が必要だし、Milokのそれは最も大きいサイズでも普段から28cmを履くぼくには小さめでした。
古着屋さんに行けば色々と見かけるローファーですが、そのほとんどはサイズが合っても甲が低かったり、何より幅が狭くて窮屈だったりしました。
日本人の足は幅広で甲高だとは言いますが、まさにそんなザ・日本人な足の形をしているぼくには、なかなか合うローファーが見つからず・・・。
かれこれ大学生の頃からずっと、頭の片隅で「いつかちょうどいいローファーが手に入ったらいいな」なんて思っていました。
それから数年、個人的にかなり理想的かつツボにハマったローファーがあったので、ついに購入したんです。今回はそんなローファーのご紹介。
タッセル&ビットのダブルインパクト。Dr.Martensの「ADRIAN SNAFFLE」
お馴染みの超有名ブランド「Dr.Martens」が販売している「ADRIAN SNAFFLE」ローファー。
洋服に興味を持ったら一度は名前を見かけたり、実際に履いたりする、もはや説明不要の有名ブランドですよね。
色々と探した結果、これだけメジャーなブランドが販売しているローファーがツボにハマるとは思っていませんでした。
マーチンは元々、定番商品として「ADRIAN (エイドリアン)」というローファーを展開しているそう。
2019-2020年の秋冬シーズンに新たに展開した新商品が「ADRIAN SNAFFLE」なんだとか。
元々、タッセル (レザーのヒラヒラしたパーツ)が付いていたADRIANに、スナッフル (またの名をビット)を付けた新商品。
タッセルかビットか、どっちかの装飾が付いているローファーでいいから欲しいと思っていたのですが、結果的に両方付いている欲張りなモノを手に入れました。
シンプルすぎるよりは、少しごちゃっとしたデザインの服が好きなので、何だかとてもツボで。
実はシーズンの立ち上がりである8月の半ば頃に、色々なセレクトショップで大量に見かけたこちらの1足。
最初に見たときから、全体的に少しボリューミーなところ以外のデザインはなかなかツボで「おっ」と思っていました。
しかし捻くれ者だからなのか、ここにきて王道のマーチンを。そこに25,000円も出すのは勇気が要るかも・・・と思って試し履きすらせずにスルーしていました。
最近 (2020年の2月)になって改めて気になり始めた頃には、ネットで見る限りは28cmの在庫はほとんどなく。
理想のローファーは手に入らないままかな、と思っていましたが、ふとUNITED ARROWS BEAUTY&YOUTHの店舗に行ってみると、セールで17,000円になっていました。
それもマイサイズである28cmの在庫があるとのことで、試し履きをして少し迷った結果、購入することに。
他のブランドや古着屋さんで売っているようなローファーと違って、ちゃんと甲も高くて幅もある作り。
そう簡単には壊れないであろう、耐久性には定評のあるマーチン定番のスムースレザーを使ったタフな1足です。
厚底とまでは言いませんが、マーチンらしくがっつりとボリュームのあるソール。
反発力があるので、革靴ですがずっと履いていても疲れにくいです。
合わせる服を選ばない&着脱楽チンでヘビロテ確定のローファー
実際に履いてコーディネートに溶け込ませてみると、こんな感じ。
単体を近くで見るとゴツめのソールにテカテカしたレザー、ビットとタッセルが付いているので主張が強そうに見えますが、履いてみると、意外とそうでもなく履きやすい。
上から足元を見てみると、こんな感じ。
今回はイージーパンツと合わせてカジュアルな雰囲気で履いていますが、スラックスと履いてもサマになってくれるので、合わせる服をほとんど選びません。
タフなマーチンを新品から履いて育てる楽しさを味わう
かなりタフな革を使っているお陰で、古着屋さんにもそこそこ古い年代モノでも悪くない状態で置かれていることの多いDr.Martensの革靴たち。
それを新品から育てていくことに、楽しみを感じています。
新品だからこそ、まだピカピカしていて綺麗ですが、少し前に古着屋さんで「おっ」と思って手に取ったビットローファーもマーチンのものでした。
心配性なので「いつの間にかタッセルが数本千切れてなくなってたりしないかな」とか思ってしまうのですが、ちょいちょいケアをしながら履き込んでみます。
いわはし
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