ここ最近は前ほどバカスカと洋服を買わなくなったいわたです。
変な話ですが、そもそも自分は本当に洋服が好きなのかを自分でも、とても考えています。
ぼくは格好良い古着屋さんへ行くよりも、デパートでドメスティックブランドを見るよりも、リサイクルショップへ行くことが好きだったりして。
ノーブランドから古着、量販店の洋服やらハイブランドまでたくさんの洋服が混ざった中から、おっと思った洋服を手にする。
それはひょっとしたら洋服が好きというよりも、雑多な中から宝探しをすることが好きなんじゃないかな、とか思っているんですね。
実際、中古の楽器屋さんへ行ってスペックやメーカーのわりにお買い得なギターを探すことが好きだし。
レコード屋さんに行って、「これ他のお店に比べて安いな」なんて言いながらレコードを集めることも楽しくて好きだし。
きっと長い時間を経た服や、職人さんの高い技術抜きには作れない、手が凝った洋服は好きなんだと思います。
それでも、買い物をすること自体に楽しみを求めていたり、ストレスの発散を求めている部分もないとは言い切れない気がするんですよね。
「おっ」と思ったことを理由に買っても、その後あまり着ることがないままの洋服も何着かあって。
その辺りに関しては洋服の買い物には付き物な感覚もするので、まだ何とも言えはしませんが・・・。
ぼくは夏頃からあるブランドのインターンシップに参加をさせて頂いています。
その繋がりで、少し前に参加させて頂いた飲み会。
デザイナーさんが言っていた「服なんて色気がないと似合わないんだから」という一言が、とても胸に残っていたり。
それよりずっと前のこと。
ラッパーの呂布カルマさんがMCバトルで相手に服装をディスられたときのアンサーで「俺が着ればどんな服だってブランド物」
っていう一節が、画面越しに見ていたぼくにとっては超絶パンチラインで忘れられずにいたりして。
さて、ぼくはどうして洋服を買うものか。
なんてことを、最近はあえて洋服以外の物事にも触れる時間を増やしながら考えていたりします。
無印良品のストレッチデニムを上下で揃えてセットアップ
ずっと前に無印良品のストレッチデニム、最も細いスキニータイプを買ってから穿かないまま1年ほどが経ちました。
ぼくは不定期に買った服をリサイクルショップへ大量に売りに行ったりして、できるだけ身の回りを本当に好きな服だけで固めておこうとします。
何度かそれをしても、ほとんど穿かないのに売らないまま手元に残っていた無印良品のストレッチデニム。
コットンが99%にポリウレタンを1%だけ使って、ストレッチ性を持たせたデニムパンツ。
これを見て、ふと思ったんです。ストレッチデニムって綺麗な色落ちをしてくれるのかな?って。
調べてみても、コットン100%のデニム以外の色落ち観察記事ってネットにほとんどないので、気になってしまいました。
なんて思っていたら、恐らく2018年に販売されたモデルだったと思うのですが、無印良品のGジャンがとても格好良かったことを思い出して。
ちょうど洋服を買う意味なんかも考えていたところだし、この機会にGジャンも手に入れてセットアップのコーデを増やしてみよう。
そして、上下共に色落ちを計測していこう。
そう思ったことをきっかけに、何とか2018年モデルのGジャンも手に入れて無印良品のセットアップを揃えたのでした。
このセットアップコーデを今後、ひとまずGジャンを快適に着れる来年の夏前頃までは積極的に着ていこうと決意。
セットアップで着る機会を週に1~3回。少なくともデニムパンツだけでも穿く機会は確実に週3回ほど設けることにしています。
「ミニマムな2nd」風が格好いい無印良品のGジャン
今現在 (2019年11月)、無印良品の店頭に並んでいるGジャンはボタンも外側からは見えないスナップ仕様でよりミニマムなデザイン。
Gジャンと言えば、リーバイスを基準に「1st (最も最初の型)」や「2nd」と呼ばれる見た目の違いがあって。
現在よく見かけるカジュアルなGジャンの多くはリーバイスの「3rd」を真似て作られています。
ぼくはどちらかと言えば無骨な雰囲気を感じる「1st」や「2nd」の方が好き。
無印良品が販売していた2018年モデルのGジャンは2ndをベースに、両胸のポケットを排除したデザイン。
もちろんポケットがある本家の2ndも好きなのですが、それが排除されることで突然スタイリッシュな雰囲気が出てきます。
スキニータイプのストレッチデニムと合わせるなら、これくらいミニマムなデザインの方が都合もいい。
とはいえ、ポケットは外から見えない作りにしただけで、実際はスマートフォンが入るくらいの大きさをしたポケットがふたつ。
両脇にはポケットが存在しないので、手を突っ込めずソワソワします。
前身頃にはダーツが入っていて、動きやすさがアップ。
見た目としてもアクセントになってくれて、これがまた格好いいポイントのひとつなんですよね。
後ろは至ってシンプルで王道な作り。
身幅を絞るアジャスター (?)もしっかり付いている、再現度の高さ。
ボタンもしっかりしています。
細身ながらもストレッチが効いて動きやすいデニムパンツ
デニムパンツに関しては、よくあるストレッチの効いた細身スキニータイプ。
カジュアルなコーディネートを組むなら、黒スキニーの次に汎用性が高いと言える定番アイテムですね。
無印良品のストレッチデニムは後ろのポケット上にもうひとつ、小さなポケットが付いているのが特徴的。
ストレッチデニムの色落ちに期待して着&穿き込み開始
Gジャンは手に入れたばかりですが、デニムパンツの方はここ数週間で何度か穿いています。
ワンウォッシュ (糊の落ちた状態)なので穿きジワを刻みにくい。
その上、生地に伸縮性があるのでコットン100%のデニムパンツよりも更にシワの残らない生地感です。
一応、脱いですぐは膝裏にハチノスが形成されていますが、一体どれだけ定着して、洗濯によりどれだけ色が落ちるのかは全く不明です。
無印良品の、それもポリウレタンの入ったデニムパンツに色落ちを期待して穿き込むことは難しいかもしれません。
それでも、洗濯やらをして変化があれば、経過は随時、ブログに書いて記録をしておきたいと思います。
何よりセットアップで着ると気分も上がるし、インナーには白かグレーのTシャツを挟むだけでコーディネートが様になるので嬉しいところ。
今後の変化が楽しみなセットアップです。
いわはし
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