原宿を歩いていると、おしゃれな人ってたくさん見かけますよね。
個性的な格好をした人から、度肝を抜かれるくらいセンス抜群な人まで多種多様に。
すれ違った人のことを「あの人はおしゃれな格好をしてる」と思うことは多々あるでしょう。
・・・でも、人は何を基準に、そしてどこを見てそれを判断しているのでしょうか。
非常に感覚的な話なので言語化するのは難しいにしても、ひとつだけ確実に言えることがあります。
おしゃれなコーディネートは1歩間違えれば超ダサい
それは「おしゃれとダサいは紙一重」ということです。
原宿を歩くおしゃれな人だって一歩間違えれば超ダサくなってしまうんですよ。
ですがその一歩・・・つまりアイテムの組み合わせや、シルエット作りが上手いからこそお洒落に見えるんですよね。
先程から原宿を歩く人を例に挙げていますが、原宿にいる「おしゃれな人」と「個性的な格好をした人」は分けて考えています。
なんせ「個性的=お洒落」ではありませんからね。
言ってしまえば個性的な格好をした人ほどその1歩を踏み外し、おしゃれというよりも少しダサい寄りに位置しているのではと思っています。
メンズノンノはおしゃれとダサいの最前線
とはいってもイメージが浮かびにくいと思うので、ここでは具体例を挙げてみます。
おしゃれとダサいの間を明確に線引きし、尚且つその最前線に位置しているのがメンズノンノモデルのコーディネートです。
メンズノンノといえば日本を代表するファッション雑誌ですが、僕がそれを読むようになったのは大学生になってからでした。
日本を代表するファッション雑誌ともなれば間違いなくおしゃれなのに、僕が高校生の頃に読まなかった理由はひとつだけ。
当時の僕にはメンズノンノモデルのコーディネートがダサく見えていたからでした。
・・・たぶん、僕自身まだファッションに関する知識が少ないかったからそう見えていたんですよね。
古着屋バイトの経験による知識がある今、メンズノンノモデルのコーディネートを見るとすごくおしゃれだと感じます。
メンズノンノモデルのコーディネートはファッションの知識が豊富でないと到底真似できないハイレベルなもの。
まさにおしゃれとダサいは紙一重な世界の中で、おしゃれの最前線を行く雑誌。
ここからはメンズノンノのホームページからモデルの私服スナップを引用してみましょう。
そして、一歩間違えたらダサいけどハイレベルなコーディネートを紹介します。
一歩間違えればおじいちゃんなコーディネート
引用:http://www.mensnonno.jp/365/takahashi/2736/
こちらはメンズノンノモデル、高橋義明さんのコーディネート。
タートルネックのインナーをハイウエストのスラックスにインして、アウターにはクリーム色のブルゾン。
全体的にカッチリした印象を上手い具合にコンバースのスニーカーで崩すあたり、さすがのセンスです。
・・・しかしこれは、一歩間違えれば散歩に行くおじいちゃんかな?と思うようなコーディネート。
これにベレー帽を被って足元が革靴だったら完全にアウトですよね。おじいちゃん、今日はどちらまで?
一歩間違えれば工事現場のお兄さんなコーディネート
引用:http://www.mensnonno.jp/365/kodama/2286/
こちらは兒玉太智さんのコーディネート。
スカジャンに合わせるボトムスといえばデニムパンツかスラックスを選ぶ人がほとんどだと思います。
しかし、兒玉さんが合わせているのはなんとスウェットパンツ。
スカジャンにスウェットパンツという超難易度の高い組み合わせながらも、見事な甘辛ミックスで全体の印象を中和。
やりすぎないグランジな雰囲気の漂うコーディネートを完成させています。
この格好も一歩間違えれば工事現場のお兄さんかな?と思わざるを得ないコーディネートですよね。
ちなみに、コーディネートに使っているアイテムのほとんどは部屋着なんだとか。
色んな意味でどうかしてるぜ・・・。
一歩間違えれば牧場の飼育員なコーディネート
引用:http://www.mensnonno.jp/365/kitagata/2953/
最後は北形拓也さんのコーディネート。
オーバーオールのインナーに黒シャツをチョイスするセンスの良さに度肝を抜かれました。
ブラウンのジャケットと渋い色落ち具合のオーバーオールの相性も抜群。
そこにプレミアータの靴をチョイス・・・。全てが格好良くて僕も真似したいです。
このコーディネートもすごくお洒落ですが、一歩間違えれば牧場の飼育員さんですか?なコーディネート。
オーバーオールの色がもう少し濃いと全体的に主張が強く、このバランスは成り立たなかったと思います。
また、インナーが白シャツでも全体的に淡い印象になってぼやけてしまいそうですね。
お洒落な人は組み合わせのセンスがピカイチ
色々なコーディネートを見てきましたが、全てに共通しているのは「おしゃれな人は服を組み合わせるセンスがピカイチ」ということ。
どのコーディネートも一歩間違えれば一瞬でダサくなってしまいますが、そこを踏み外さないのがプロ。
相当な知識がないとそう簡単には真似のできない領域です。
ファッション雑誌に載りたいなら、まずは行動を起こすべし
メンズノンノモデルの肩書きを持っているからこそ、何を着てもおしゃれに見える部分はあるかもしれません。
・・・しかし、元からそれなりのセンスを持っていなければ、メンズノンノモデルにはまずなれませんよね。
誰もがメンズノンノモデルになるのは難しくても、その他のファッション雑誌に載るのはそう難しくないんですよ。
ぼくもよく原宿や表参道でカメラマンさんに写真を撮ってもらい、ストリートジャックやウェブメディアに載っていました。
こうして雑誌に載るための近道となるのは、なんといってもオーディション。
ぼくのおすすめは、エーディープロモーションが東京と大阪で開催しているモデルオーディションです。
雑誌に載りたい!目立ちたい!と思っても、相当な美男でない限りはスカウトされないのが厳しい現実。
そうとなれば、自分からオーディションに応募して行動を起こさない限りは何も始まらないんですよ。
読者モデルとして華々しく紙面を飾ることに興味のある方は、まずはオーディションに応募して行動を起こしてみましょう。
いわはし
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