全部の物事を自分ひとりで決められるだけの覚悟と自信がある人はそういない気がする。
時には誰かに悩みを相談して意見を聞いたりしながら、少しずつ自分の考えを固めていくことは誰にでもあると思う。
人に話をすることで、頭の中でぐるぐるしていた考えがまとまって、決意が固まることだってある。
そういう意味でも、人に相談事をするっていうのはとてもいいことだと思っています。
決断に迷ったり、大きな悩み事があって決めきれない場合には、信頼できる誰かに強い言葉でアドバイスを貰いたくなる瞬間もある。
占い師に未来を占ってもらうっていうのは、そういう意味で背中を押してもらえる方法のひとつだとは思う。
信じるか信じないかは自分次第でしかない。
そこそこ現実主義で目に見えるものしか信じてこなかった僕は、占いをあんまり信じない方だと思う。
旅行先の路肩で手相占いをやってもらうと「あなたは両親の離婚の危機を乗り越えて生まれた」と言われた。
帰宅してから母親に聞いてみると「そんなことはない」と言われてから、信じない気持ちの方が強くなっていた。
ただ、ちゃんとした人に見てもらったら、信憑性のある結果を聞けるような気もしていたので、いつかは行ってみたいと思っていた。
仕事面で転機が訪れたタイミングに、たまたま連れていってもらった飲み屋さんで「この占い師は当たる」と聞いたので、行ってみたのが12月のことでした。
渋谷にある「占いの館」でサトノ光年先生に占ってもらった
「サトノ光年先生には何回か占ってもらったんですけど、すごくよかったですよ」
そう教えてもらったので占ってもらおうと行ってきたのが、渋谷にある「占いの館」というお店。
占いの方法にも色々あるみたいですが、おすすめしてもらった四柱推命という方法で占ってもらうことに。
四柱推命は生年月日をもとにした占いのよう。
生まれた時間、場所を伝えた方がより正確な結果が出るとのことで、母親に確認した上で電話予約の際に伝えました。
予約していた時間にお店へ入ると、部屋をカーテンで区切った各スペースに、在籍している占い師さんがいらっしゃる。
受付で渡された問診票によると、占ってもらえる内容は多岐に渡るようですが、今回は仕事と恋愛を占ってもらうことに。
その旨を記載した問診票を受付のスタッフさんに渡して待機すること数分。
奥のカーテンで待機しているサトノ光年先生のもとに呼ばれると、用意してくれた資料と共に占い結果の説明が始まりました。
生年月日をもとに占われた、向いている仕事と相性のいい女性のタイプ。
先が決まっているようで何とも言えない気持ちにもなりますが、一生を占った折れ線グラフ。
現時点で27歳の僕は数年前まで人生のどん底にいたようなので、今後の人生には希望しかない。
先1年分の運勢を表した折れ線グラフ。僕の場合、2022年は「空白の1年」だそう。
大きな変化はないから、ひとまず今まで通りに暮らす年にしろ、とのこと。
先1年分の、日ごとの運勢まで表記したカレンダーまで貰えました。
ちなみに赤ボールペンのハートマークがある日は、恋愛面の運勢が良好な日とのこと。
総合的な運勢は2月4日からまるっと1カ月が「空回り・無為・ぬか喜びetc…」になっているのが少し嫌です。
カレンダーと併せて参考にと、物事を行う際にいい結果が出る時刻表まで貰いました。
人柄やら性格など、占いの結果当てはまるものに赤丸をしてくれました。
「君は聡明だよ」と言ってもらえて嬉しくなったことはよく覚えています。
前向きな気持ちになる手段として、占いもいいかもしれない
正直、占いはあんまり信じていない側の人間だと思っていたし、今でもそっち寄りな気はします。
ただ、仕事面で転機が訪れたばかりの僕に開口一番で「近々転職でもするの?」と現状をずばり当てた先生の話を、思わず前のめりに聞き続けた20分。
占いの結果が当たっているかなんて誰にも分からないし、自分が信じるかどうかの問題だと僕は思っています。
ただ、穏やかな人柄と優しい口調で、あくまでポジティブな話をしてくれる先生の姿勢が、結果どうこう以前に嬉しかったことを覚えています。
僕の場合なら銭湯に行ったり、気持ちよくなるまでお酒を飲んだりとか、いくつかのストレス解消法があります。
それと同じような感覚で、前向きな気持ちになりたいとき、ひとつの方法として占いが向いている人もきっといるんじゃないかと思いました。
ハマってお金を使いすぎたりしない限りは、いいものな気がします。
僕もまた、今後も1人じゃ決断しきれない何か大きな転機や悩みがあったなら、受けてみてもいいのかもしれない。
占いを受ける前日くらいに、たまたま見かけたゲッターズ飯田さんのツイートがその通りだと思ったので、引用して終わりにします。
占い結果は、当たるのではない「当てに行く」気持ちがある人が当たる。そのためには行動するしかない。
— ゲッターズ飯田 (@getters_iida) December 1, 2021
その言葉で元気になれたり、前にすすめたり、やる気になれるなら、それは嘘でも本当はいい。真実だけが正しいとは限らない、嘘でもいいから、前にすすめるきっかけが欲しい時が人にはある。
— ゲッターズ飯田 (@getters_iida) December 2, 2021
いわはし
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