TOWER REPORTS

飛行機に間に合わず5,000円損失したのでTシャツを作って販売しています

成田空港にいます。いわたです。

実は毎年、誰にも知られずにフルマラソンに参加しています。

 

それも今年で3回目なので、良くないことですが、心の余裕が出てきてしまったのかもしれません。

夜な夜なマラソンへ向けて走り込む訳ですが、今年は長くても10kmしか走らない練習方法になっていました。

 

でも、それはまだ良かったんです。

思い返してみれば去年も同じ考えで、辛い思いはしながらも42.195kmを完走することができたから、良かったんです。

 

それよりも本当に良くないのは今日、15時55分の飛行機に乗るのに、14時に起きてしまったことでした。

昨晩、変な時間に中途半端な睡眠を取ったため、夜中になっても寝れないまま朝5時に。

 

そのままベッドでぼーっとし続けて、気付いたら14時になっていました。

15時55分のに乗るのに、絶望的すぎる起床時間です。

 

急がないのは怠惰だと思ったのですぐに家を出ました。

それでも日暮里から特急電車に乗り換えてみると、駅から第三ターミナルまでを全力でダッシュすれば、ギリギリ間に合うかもしれない時間に到着することが判明したんです。

 

ただ、皆さんご存知の通り、成田空港は最寄駅から第三ターミナルまでは、なかなかの距離があります。

冷静に考えれば電車の中でマラソン用のランニングシューズにでも履き替えれば間に合う可能性はあったのかもしれません。

 

ただ、焦って(とはいえ電車の中ではできることがないのでTwitterを見ていました)いたぼくは、ランニングシューズを抱えてスニーカーで第三ターミナルまでダッシュ。

 

15時25分までにチェックインできれば間に合ったのですが、着いたのは15時27分。

LCCは2分の遅れも許してはくれず、次の便への振替手続きとして泣く泣く5,000円を支払いました。

 

何でこう、いつも遅刻するときってギリギリ2〜3分間に合わない時間に起きたりするものなのでしょうか。

これってぼくだけでしょうか?

個人的にすごくあるあるなのですが、話を戻します。

 

笑って話せるようになったら記事にしたいと思っている別件もあるのですが、それもあって、あまり使いたくない言葉ではありますが、今が人生で一番「金欠」な状況です。

 

ただでさえ「日本って100円で買えるカップラーメンがこんなに美味しいなんて、幸せなものだ」とか心底思うような状況なのに、5,000円の損失。

カウンターでスタッフさんに払うとき、手が震えたし、その5,000円もぼくの現状を見た母に貰ったものだったので、沖縄での食費にしようと思っていたものなので、胸が痛かったです。

 

とは言っても、全部夜遅くまで起きていたり、この日に限ってアラームをかけ忘れてしまう自分の責任でしかないので、不甲斐ない気持ちになりました。

 

15時55分に乗る予定の飛行機から、19時発の飛行機への振替。

この3時間で5,000円。1時間あたり、1,666円の損失になります。

 

今のぼくは、自分のこれまでの怠惰さから金欠な状況に陥って、お世話になっている方々からご飯を奢って頂いたりしていて、25歳になってようやくお金の大切さと、時間の大切さを改めて痛感する経験をしている最中です。

 

ちゃんと働いて、ちゃんと稼ぐことの大切はもちろん、人がそうして手に入れたお金でご飯を奢ってもらうことが、どれだけ有難いことなのかを身に染みて感じています。

 

だからこそ、5,000円の損失を放っておきたくはありませんでした。

特に、そんな状況のぼくに母が一生懸命に働いて稼いだお金を貰った、そのなけなしの5,000円だったからこそ尚更です。

 

1時間につき1,666円。3時間で5,000円。

東京都の時給よりも圧倒的に高いそれを、今ぼくにできることで、しっかり稼いで取り戻したい。

 

この3時間を無駄にしたいために、むしろこうなったらプラスにするために、自分には何ができるのか。

 

そうだ、今の気持ちや状況を洋服にして売ろう。

そう考えて、成田空港での3時間を無駄にしないため、自分で作ったデザインを選んだTシャツのボディーに落とし込んで作った。

それを多くの人に知ってもらうため、そして買ってもらうために発信をしよう。

 

そう思って、パソコンを持ってこなかったぼくは成田空港にて、那覇行きの搭乗口前で、スマホの充電テーブルに肘をついて今、爆速のフリック入力でこの記事を書いています。

 

今回、作ったTシャツは3種類。

空港に着いて、走って汗まみれで航空会社のスタッフさんに「30分後に飛ぶ飛行機、まだ間に合いますか!?」と聞いた結果が「すみません」だったとき。

 

目の前が真っ暗になって、それを背景に現れた「タイムオーバー」という文字列。

 

5,000円の振替手数料を払って、3時間という時間を手にした瞬間。1時間あたりの損失が1,666円という計算をした結果、頭に浮かんだ「タイムイズマネー」という文字列。

 

どちらも格好良さげな英語にして、お洒落なフォントを選んで、スマホを使ってTシャツのデザインに落とし込みました。

そしてそれをBASEに出品して今、販売を行なっています。

 

おまけに、搭乗口間近に止まっていた飛行機と夕焼けの写真をプリントしたフォトTシャツも。

 

全て、ボディーには妥協を一切したくないので、United Athleの6.2ozを採用しています。

柔らかく光沢のある、最上級のクオリティー。

 

これまでに自分が作った服や好きなアーティストさんのオリジナルTシャツに使われているボディー。

なので普段から自分でも着ている訳ですが、これがとっても気持ちいいんです。

 

飛行機は19時発なので、ぼくは間もなく乗る訳ですが、そして電波が届かなくなるので売り上げをリアルタイムでは知れない訳ですが…。

 

沖縄に着く頃、何着買って下さった方がいたのかを知ることができるその瞬間を楽しみに、今から飛行機に乗ります。

 

失った5,000円は、ざっくり計算ですが3着ほど売れていれば利益で取り戻すことができるんです。

販売期間は、ぼくが再び東京に戻る12月3日の23時59分までを予定しています。

 

それでは飛行機に乗ってきます。

ぼくに、失った5,000円をがっつりしっかり、稼がせてください。

どうか、よろしくお願いします!

 

こちらがTシャツを販売しているぼくのネットショップです。

http://iwatashop.thebase.in/

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いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。