黒スキニー以外にもまだまだある。メンズの人気ズボンを4種類ご紹介

「メンズファッションにおいて、まず最初に買うべきは黒スキニーだ」

雑誌やネットで、こういった言葉をよく目にしますよね。

 

黒色のスキニーパンツ (スキニーは英語で”肌”の意味で、足にぴったり吸い付くような細身シルエットを指します)、通称黒スキニー。

 

どんな色味のトップスとも合わせやすい万能色、黒であること。

細身の作りなのでコーディネートを全体で見たときのバランス感が良く、シルエット面でも合わせるトップスを選ばないこと。

 

これらの理由から黒スキニーは「どんな服から買えばいいのか分からない」という人にとっては、とにかく便利なズボンです。

 

しかし中には、細身のパンツは苦手だから穿きたくないという方もきっといらっしゃると思います。

ぼくの周りにも、体が大きいから体型的にスキニーパンツには抵抗があると言う友達が実際にいます。

 

スポンサーリンク

黒スキニー以外にもある、メンズの便利なズボンの種類

ところがお洒落な人でも、洋服が大好きな人でも、日頃から頻繁に穿いているズボンの種類って意外と少ないものです。

 

ぼくも洋服は大好きですが、実際に普段から穿いているズボンを色味や種類ごとに分けてみると、5種類ほどしかありません。

実はメンズファッションってレディースに比べると圧倒的に洋服の種類が少ないので、コーディネートもかなりシンプルなんですよね。

 

シンプルな中でも個性を演出するための洋服として注目されるのは、やっぱり上半身に着るトップスです。

トップスが派手なのに、ズボンも派手なものを選んでしまってはコーディネートがごちゃごちゃしてしまいますよね。

 

実際のところ「黒スキニーの他にも、これらを持っておけば大抵のコーデには対応できる」という汎用性の高いズボンは他にもいくつか存在するんです。

 

【メンズ】汎用性の高いズボンの種類をご紹介

メンズファッションにおいて、持っていると便利なズボンの種類を、ぼくが実際に持っているアイテムの写真と併せて紹介します。

 

カジュアルコーデに持ってこいなベージュのチノパン

引用:ユニクロ|ヴィンテージレギュラーフィットチノ(ゆったりテーパード)|MEN(メンズ)|公式オンラインストア(通販サイト)

まずはカジュアルなコーディネートに持ってこいなベージュのチノパンツ。

メンズファッションで定番的に使われているズボンの中でも、なかなか明るい色味をしています。

 

コーディネートをカジュアルな雰囲気にまとめたいときに履くズボンとしておすすめ。

具体例としては、インディゴカラーのGジャンはもちろん、黒色のジャケットやブルゾン、カーキ色のミリタリー系アウターとも相性は抜群です。

 

上で紹介したUNIQLOのチノパンは厚手の生地と本格的な表情が魅力の1本です。

2,990円+消費税の低価格で買えるのにとても良質なので、ベージュのチノパンをお探しの方にはおすすめ。

 

コーデを無骨にまとめてくれるカーキ色のチノパンorスラックス


引用:Dcollection

黒スキニーやベージュのチノパンに比べると少し難易度は上がりますが、同じく便利なのがカーキ色のチノパンツ。

もしくは最近だとカーキ色の大人っぽい素材感をしたスラックスも人気で色々なブランドが販売しているので、そちらもおすすめ。

 

カーキといえばミリタリー系の古着などを彷彿とさせる色味ですが、コーディネートに取り入れると全体を無骨な仕上がりにしてくれます。

 

こちらもインディゴカラーのGジャンはもちろん、黒色のブルゾンやジャケットとの相性も抜群。

個人的には、例えば赤いパーカーやらTシャツと合わせて、大人っぽさを残しつつカジュアルに穿くのも面白くて好きです。

 

おすすめはDcollectionから販売されている「大人テーパードパンツ」のカーキ色。

 

こちらの1本のように、深みがあって落ち着いた色味をしたカーキ色のズボンって、なかなか見かけないものです。

カーキ色って色味が薄すぎてもコーディネートに取り入れるのが難しいし、濃すぎても軍隊っぽくなってしまいます。

 

Dcollectionの大人テーパードパンツ、カーキ色はその間を上手く取った、大人っぽく落ち着いた雰囲気の色味が特徴の1本。

シルエットもゆったりしているので穿きやすく、力の入りすぎないリラックスした雰囲気のコーデに仕上げてくれます。

 

色落ちと経年変化を楽しめるインディゴカラーのデニムパンツ

誰もが1本は持っているであろう、インディゴカラーのデニムパンツ。

あまりにも色が落ちて水色に近くなっているデニムは「汎用性が高い」とは言えないかもしれません。

 

しかし、インディゴ系 (濃紺)のデニムパンツはトップスが何であれ合わせる服をほとんど選びません。

特にやや細身のスリムシルエットや、細すぎず太すぎないストレートシルエットのデニムなら尚更です。

 

加えてデニムパンツを濃紺色に染めているインディゴ染料は穿き込んだり洗濯を繰り返す内に色落ちをしていきます。

これが愛着の沸くポイントのひとつだったりして、穿くのが徐々に楽しくなっていくんですよね。

 

ぼくもデニムの色落ちが大好きで、かれこれ3年8ヶ月くらい穿き続けている相棒がいます。

最初はかなり濃い紺色だったのに、穿き込むにつれて色が落ちて男らしい見た目になっていくんですよ。

 

下の記事は、穿き込んで3年3ヶ月が経過した頃に書いたものです。

 

インディゴカラーのデニムを買うなら、そして思い切って経年変化を楽しみたいのなら、とっておきに良いモノを買うのがおすすめ。

なんせ長く穿いて色落ちを楽しんでいくのだから、せっかくなら良質な1本を長く楽しみたいですよね。

 

個人的にはデニムの経年変化を愛する人にとっては大定番と呼べるブランド、A.P.C. (アーペーセー)のPETIT STANDARDがおすすめ。

ぼくも3年8ヶ月前からずっと穿き続けている大好きなデニムです。

 

定価は少し高めですが、そもそもインディゴデニムはどんなトップスとも相性が良いので、コーディネートを考える手間も省けます。

それに長く頻繁に履くことを考えれば、そんなに高い買い物でもないんですよね。

 

ぼくは3年8ヶ月、PETIT STANDARDを穿き続けているので、仮に毎日穿いている計算でも15円/1日です。

デニムの色落ちや経年変化は、他の洋服にはない唯一無二の楽しさを感じさせてくれますよ。

 

インディゴデニムはコーディネートが楽になるという面でも、洋服を育てる楽しさの面から見ても心の底からおすすめしたいアイテムです。

 

汎用性の高さは黒がいちばん。黒色のスラックスとチノパン




引用: Dcollection

色々と紹介してきましたが、黒スキニーじゃなくても黒色のズボンはやっぱり合わせるトップスを選びません。

ということで細身のズボンが苦手な人におすすめなのが、黒色のスラックスやチノパンツ。

 

スラックスならコーディネートを大人っぽく、チノパンならカジュアルな雰囲気に仕上がります。

これらはどんな色味のトップスとと相性がいいので、スキニーが苦手なら黒色のチノパンかスラックスを1本持っておくと便利です。

 

さっきご紹介したDcollectionの大人テーパードパンツ。

こちらの黒色は、カーキよりも更に汎用性が高く、色々なコーディネートに取り入れることができるのでおすすめです。

 

やっぱり黒色のズボンは合わせるトップスをほとんど選ばないので、使いやすさで言えばピカイチ。

細身のスキニーパンツは苦手だから黒スキニーは避けてきたけど、黒いズボンが1本は欲しい、という方におすすめです。

 

スポンサーリンク

まとめ: 黒スキニーは便利だけど、他にもメンズの定番ズボンはある

黒スキニー以外にも、メンズのコーディネートを上手くまとめてくれる定番人気のズボンは存在します。

それらが、今回ご紹介した種類のズボンたちです。

 

汎用性や万能さで言えば黒スキニーには劣るところもあります。

しかし逆に言えば、これらのズボンそれぞれにしか構築できないコーディネートとその雰囲気も存在している訳です。

 

まずは自分がどんな格好をしたいのかを考えてみる。

それから、思い描いた理想の格好を実現するために必要なズボンを選んでみてください。

 

「したい格好は思い浮かばないけれど、とりあえず色々なコーディネートが組めるように基盤となってくれるズボンが欲しい」

そう思っている方には、記事中でもおすすめしたDcollectionの大人テーパードパンツ (黒)がおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。

The following two tabs change content below.
いわはし

いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。

この記事を読んだ人におすすめ