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【超個人的】UNIQLO×ENGINEERED GARMENTSフリースを全種類見た感想

10月11日 (金)より、全国のUNIQLOにてENGENEERED GARMENTS (エンジニアド ガーメンツ)とのコラボライン商品が販売されています。

 

UNIQLOが得意とするフリースを、国内のみならずアメリカでも人気を誇るエンジニアドガーメンツとコラボして販売。

UNIQLO Uと呼ばれるラインを担当するデザイナー、クリストフ・ルメールに続いて今度は日本が世界に誇るデザイナーさんとのコラボライン。

 

ニュースが発表されたときにまず驚き、待ちに待った発売日に店舗へ実物を見に行ってきました。

 

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UNIQLO×ENGENEERED GARMENTSフリースを全種類見た感想

結論から先に書くと、今回ぼくはUNIQLO×ENGENEERED GARMENTSのコラボフリースをひとつも買っていません。

ただ、それは全てのアイテムを真剣に見て判断した結果。

 

どこが悪いだの良いだの、殿様目線でUNIQLOに文句を言うつもりは全くありません。

ここからは、ぼくが今回のコラボフリースの実物を見て率直に思った感想を書いていきます。

 

いわば超個人的な感想記事です。

好みや趣味に左右される部分はもちろんあるので、1人の服が好きな人間の感想だと思って、参考までにと思って読んで頂けると嬉しいです。

 

フリースプルオーバー (1,990円+消費税)

まずはいちばん安い価格で販売されていたフリースプルオーバーの実物を見た感想から。

大前提ですが、本家エンジニアドガーメンツのアイテムを税込み2,000円台で買うことはまず不可能です。

 

UNIQLOが持つ大量生産スキルを使えば、デザイナーズブランドの洋服もここまで低価格で買うことができるとは、とてつもなくすごいことだなと思いました。

 

フリースプルオーバーの実物を見ての感想としては、シンプルに「着こなすのが難しそうだな」というものでした。

長めの毛足と、それによってフワッと柔らかい表情を持った生地。

この生地は恐らくですがUNIQLOが普段から展開しているフリースジャケットの生地と同じものだと思われます。

 

そこに胸元のポケットや肩のボタンでアクセントが加わっているのですが、いかんせん部屋着感のある生地なので外着として着るのが難しそう。

 

販売価格もデザイナーさんが関わっているアイテムにしては圧倒的に安い上、抜群に暖かいことは間違いありません。

ただ繰り返すようですが、シンプルに「格好良く着こなすのが難しそうだな」と思ってぼくは購入を見送りました。

 

フリースコンビネーションジャケット (3,990円+消費税)

質感の違うフリース生地をパッチワークのようにして繋ぎ合わせながら配置したユニークなデザインが可愛いジャケット。

最初に写真を見たときに「おっ」と気を惹かれていました。

 

こちらに関してもUNIQLOが普段から展開しているフリースジャケットと、一部の生地やパターンはほぼ同じだと思われます。

そこに質感の違いでアクセントを加えつつも、あくまで同色の生地なので派手さや「やりすぎ感」は一切感じることがなく、統一感のある見た目をしています。

 

 

デザイナーズブランドらしい発想がとても素敵で面白いジャケット。

こちらを買わなかった理由としては、通常展開されているフリースジャケットと形がほぼ同じことから感じた多少の安っぽさが大きかったです。

 

加えて各ジップに感じる安っぽさも買わなかった大きな理由です。

このジャケットに限ったことではありませんが、UNIQLOの商品は品質こそ良くてもジップが特徴的かつやや安っぽいので、それが少し勿体ない。

 

そもそも「安っぽい」と感じる理由には、UNIQLOの洋服を着ている人がたくさんいるから、という改善の仕様がない事実も含まれているかもしれません。

「多くの人が着ているものと同じ」というだけでも特別感は失われてしまうので、もはや仕方のないところ。

 

それにボタンやジップの質を上げると服の原価は途端に大きく上がってしまうので、安く良い服を売るためには仕方のない部分であることに間違いはありません。

冷静に考えれば、これだけ高品質なフリースを税込みでも4,000円台で買えてしまうなんて、本当にすごいことです。

 

フリースショールカラージャケット (4,990円+消費税)

ショールカラー (襟の付いた)仕様になっているフリース生地のジャケット。

この手の形をしたニットはよく見かけますが、それをフリース生地で作ることでジャケットとして仕上げているのが面白いところ。

 

正直、個人的には今回販売されている4種類の中でも最もスルーしていたアイテムです。

しかしホームページを見てみると、発売日から5日が経った10月16日現在にはグレーカラーが全サイズ売り切れています。

 

秋口にはライトアウターとして、冬にはインナーとしてアウターの中に着込むことができるような形が特徴的。

しかし実物を見るとフリースの中でも硬めの生地で作られた、ジャケット然とした作りになっています。

 

何だかんだで着る方法としてはライトアウターとしてのみに絞られてしまいそうなところ。

ボタンやポケットから多少の安っぽさを感じてしまったことが購入を見送った理由です。

 

フリースノーカラーコート (4,990円+消費税)

フリースは元々、メンズよりもレディースで展開されていたり、女性に愛されているアイテムというイメージでした。

そして去年の冬はミリタリー系アウターのライナーをアウター代わりに着ている女性をとても良く見かけて。

 

そんな女性から支持されている冬物アイテムの要素をまとめて再現しているように感じたフリースノーカラーコート。

4種類の中でぼくが最も注目していて、これの実物を見るためにお店へ行ったというのが正直なところです。

 

表は密度の高いフリース生地になっており、裏地にはこちらも保温性抜群のボアがぎっしり敷き詰められています。

実物を見ても全体のシルエットがとても可愛らしかったので、「これはいいな」と非常にテンションが上がっていました。

 

なかなか大きめの作りになっていたので、UNIQLOでは普段からMサイズを選んでいるぼく(身長178cm 体重65kg)がSサイズを着てもまだ余裕がありました。

 

ジップだけでなくボタンでフロントを開閉できる作りも、本当に古着で売っているミリタリー系アウターのライナーっぽくて面白い。

 

こちらはベージュのSサイズを買うか、試着しながらずっと迷っていたのですが断念。

 

ジップの安っぽさには目を瞑って、持ち手のナイロンを切ることもできる。

普段からボタン開閉のみで着るという選択肢もあったのですが、Sサイズでも着丈がそこそこ長かったことが購入を見送った最大の理由でした。

 

これに関してはあくまでもコートなのでアウターとして着るもの。

とはいえ、このままの雰囲気で着丈が短いショートブルゾンのような作りなら絶賛しつつ買っていたと思います。

 

「いや、そういうデザインなんだからコートとして着ろよ」って話ですよね。

ただ、これがブルゾンとして作られていたなら、アウターとしてもインナーとしても使える利便性の高すぎる絶賛アイテムだったのでは、と思っています。

 

繰り返しますが、「いや、そういうデザインなんだからコートとして着ろよ」っていう話なんですけどね。

単純にこのデザインをコートとして着るのは、超個人的に好みではなかったというだけの話です。

 

逆に言えば、このデザインを気に入ってノーカラーコートとして着たいと考えている人には、間違いなくおすすめできる素晴らしいアイテムでした。

 

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何だかんだ言ってもUNIQLO×デザイナーズは毎回楽しみ

結果として今回のUNIQLO×ENGINEERED GARMENTSのコラボフリースは1着も買っていません。

しかし何だかんだ言っても、UNIQLOとデザイナーズブランドのコラボシリーズは毎回楽しみにしています。

 

次はどんなブランドと手を組むのかというワクワク感や、毎回大きな話題になることから感じるドキドキ感。

それを手頃な価格帯で販売してくれるとなれば、見に行かない理由なんてひとつもありません。

 

かれこれ何年も続いているUNIQLO Uに関してはぼくも夏にはビッグシルエットTシャツを毎年買い足しています。

それくらい洗練された文句なしのアイテムを、他のブランドには真似できない価格帯で提供してくれる。

 

UNIQLOとデザイナーズブランドのコラボシリーズには毎回とてもワクワクしているので、今後の展開もとても楽しみです。

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いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。