腕時計には色々な見た目をしたものがありますが、ぼくが個人的に大好きなのは「ダイバーズウォッチ」
ゴツゴツした男らしい雰囲気は、カジュアルな服装はもちろん、古着を取り入れた無骨な服装とも相性は抜群。
ぼくが仕事柄、私服で過ごすことが多いからという理由でダイバーズウォッチを選んでいる訳ではありません。
カジュアルな服装にはもちろん、ベルトを変えればスーツとの相性も抜群なのが嬉しいところ。
今や定価が3万円前後と、安い金額のダイバーズウォッチでも非常に作りがしっかりしたものもいくらか存在しています。
これまで腕時計を何百本と見て、本当に納得のいくものだけを買い揃えてきたぼくが、オンオフ問わず愛用できるダイバーズウォッチを厳選して2つ、ご紹介します。
そもそも「ダイバーズウォッチ」とはどんな腕時計か
ぼくが実際に愛用しているダイバーズウォッチをご紹介する前に、そもそも「ダイバーズウォッチ」とはどんな種類の腕時計なのかを簡単にご説明します。
ダイバーズウォッチとは、すごく簡単に言うと「ダイビングに適した腕時計」の名称。
海に潜りながら水中で使えることがデザインの由来でありベースになっているので、多くのダイバーズウォッチは水に濡れても壊れないように作られています。
さすがに本格的なダイビングをする人向けとなれば、これから紹介するファッショナブルなダイバーズウォッチたちとは話が違ってくるかもしれません。
それでも日常生活で、例えばいくらか雨や水に濡れてもそう簡単には壊れないだけの防水機能を持っています。
もうひとつ、見た目として特徴的なのは文字盤の周りに「ベゼル」と呼ばれる回転式のパーツが付いていること。
文字盤の周りにある、10から50の数字と三角形の入っているパーツのことです。
ダイバーズウォッチは「ベゼル」が地味だけど超便利
ベゼルは経過時間を測ることのできる非常に便利なパーツなんです。
使うときは文字盤の方へ向いた三角形の先端を現在時刻に合わせるようにして回します。
上の写真なら、文字盤が30分 (時間としては3時30分にスタートしている)を指していたときに計測をスタートしたことになります。
そうして合わせた三角形の先端にある時刻から計測がスタートして、以降時間の経過を1~59分まで測ることができるんです。
3時30分を指していたタイミングで測定をスタートしてから、上の写真では3時50分になっている。
長い針がベゼル上で「20」を指しているので、計測をスタートしてから20分が経過していることを確認できました。
要するに時間を測り始めた時間を目に見える形で記憶する役割を果たしてくれるんです。
「そんなの、何分から始めたか覚えておけばいいだけの話だろう」と思われるかもしれません。
でも、例えば「今から30分だけ全力で集中して仕事をしよう」なんて思ったとき、開始時刻を忘れてしまうことって意外と多くありませんか?
そういうときにパッと見ただけで開始時刻を示してくれているベゼルはとても便利な存在。
デザインとしてはダイバーズウォッチ特有のものなので、個人的にはこれが数ある腕時計の中からダイバーズウォッチを選ぶ理由にもなっています。
高い防水性能と、地味だけど非常に便利なベゼル。
これらを搭載した、デザイン的にも格好良く、品質も信頼できるダイバーズウォッチを2つご紹介していきます。
【定価23,760円】VAGUE WATCH CO.「BLK SUB」
シンプルで必要最低限のデザインのVAGUE WATCH CO. (ヴァークウォッチ)から販売されている「BLK SUB (ブラックサブ)」というモデルのダイバーズウォッチ。
腕時計メーカーとして非常に有名なROLEXがイギリス軍に支給していた伝説のモデル「ブラックサブマリーナ」のデザインを踏襲した渋い1本。
腕時計が好きな方の中では「ブラックサブマリーナ」は非常にレアなアイテムとして有名。
BLK SUBを愛用していれば、時計好きな上司の方とも会話が弾むかもしれませんね。
BLK SUBの場合は①ステンレスベルトとナイロンベルトの計2本セット、もしくは②ナイロンベルトが2本セットになっているものの2種類が販売されています。
スーツと合わせてビジネスシーンでも使われる方にはステンレスベルトとセットになっている方がおすすめ。
上で書いた定価「23,760円」はナイロンベルト2本セットの販売価格。
ステンレスベルトが付属するとお値段はプラス1万円ほど高くなりますが、こちらは高級感のある見た目が魅力です。
▼「BLK SUB」のステンレスベルトとナイロンベルトのセット (33,480円)
▼こちらはナイロンベルトの2本セット (23,760円)
【定価32,800円】OUT OF ORDERの「Botticelli」
消費税を込みにすると3万円を少しオーバーしてしまいますが、それでもおすすめなのがOUT OF ORDER (アウトオブオーダー)の「Botticelli (ボッティチェリ)」
こちらはVAGUE WATCH CO.の腕時計に比べるとデザイン的に遊び心のある1本。
ベゼルの黒色が消えかかっていたりするのは元々のデザイン。
職人さんが手作業でダメージ加工を施し、1本1本をそれぞれ違った雰囲気に仕上げているんです。
短い針が時計の形になっているのは、ROLEXの腕時計によく見かける仕様ですね。
ベゼルと並んで、あると地味に大活躍する日付表示窓があるのも嬉しいところです。
OUT OF ORDERのBotticelliには元々、レザーのベルトが付属していました。
ぼくはよりカジュアルに使いたかったので別でナイロン製のベルトを購入し、あえて付け替えて愛用しています。
ちなみにOUT OF ORDERの腕時計に付属しているレザーベルトは非常に高品質。
時計本体だけでなく、ベルトにも強いこだわりを持っているブランドなので、良質なイタリアンレザーが採用されているんです。
黒やカーキのナイロンベルトを付けてスーツと合わせれば、カッチリとしたビジネススタイルに「ハズシ」要素としても面白い。
もっとビシッと大人っぽい雰囲気で使いたい方は、付属のレザーベルトのままか、別でステンレス製のベルトを購入して付け替えることをおすすめします。
OUT OF ORDERのBotticelliは現時点 (2019年6月)では楽天市場の一部ショップにてセール価格で販売されています。
そのお値段は定価から約70%オフの1万円台。
こちらも是非チェックしてみてください。
ダイバーズウォッチのベルトは簡単に交換が可能
元々ステンレスのベルトが付いていたものでも、レザーのベルトが付いていたものでも、ぼくは基本的にナイロンベルトに付け替えて愛用しています。
このように、ダイバーズウォッチに限らず腕時計のベルトは簡単に交換ができるので、スーツや私服に合わせてベルトを交換しながら愛用することが可能です。
▲メタル (ステンレス)ベルトの外し方
ただ、レザーやステンレスのベルトを交換するときには「バネ棒外し」という専用の器具が必要になります。
VAGUE WATCH CO.の腕時計には親切にもこのバネ棒外しが付属しますが、その他の場合は自分で別途購入する必要があります。
レザーベルト、ナイロンベルトの交換方法は腕時計メーカー「ダニエルウェリントン」の販売ページにて丁寧に解説されています。
参考記事▶︎ダニエルウェリントン バンド 交換方法 バンドの選び方 ダニエルウェリントン バンド 交換方法
ダイバーズウォッチはシーンや服装に合わせてベルト交換を楽しもう
今回はぼくが実際に愛用している2本のダイバーズウォッチをご紹介しました。
それぞれが唯一無二の魅力を持っている、素敵なダイバーズウォッチたち。
どの腕時計にも共通して言えることですが、シーンや服装に合わせてベルトを交換するのも楽しみのひとつ。
スーツでも私服でも愛用できるおすすめのダイバーズウォッチ、是非チェックしてみてください。
▼「BLK SUB」のステンレスベルトとナイロンベルトのセット (33,480円)
▼こちらはナイロンベルトの2本セット (23,760円)
▼OUT OF ORDERの「botticelli」
いわはし
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