最近、生活リズムが乱れすぎてブログを書けていませんでした。
たくさん記事を書こう、とか意気込む前に、前提として規則正しい生活をしていることが大事。夜中までサルゲッチュをやる生活は一旦控えます。
ぼくがブログを買いていなかった間にも、身の回りのことは色々と進んでいて。
以前、クラウドファンディングを行い、無事成功に終えることができた「agingスウェット」の企画。
あれからすぐに業者さんに発注をお願いし、2~3日前に大きなダンボールが家に届きました。
ご支援頂いた皆さんと、ぼくの分を合わせた14着が大きなダンボールの中に入っていました。
1着ずつ梱包を行い、昨日の夜に全ての発送手続きを終えて。
自分でデザインしたスウェットを皆さんと一緒に作って、それが全国に羽ばたいていく感覚。
そんなことができるのはインターネット、そしてブログがあってこそ。改めてご支援頂いた皆さんには、本当に感謝しています。
ついに届いた「agingスウェット」その全貌
ぼく自身、届いてからたくさん着ているagingスウェット。なんならこの記事を書いている今も着ています。
画面越しにしか見ることができなかったそれを、いよいよ目の前にしたときの喜び。実物を見てより愛着を感じました。
波打って、文字が徐々に大きく、右肩上がりになっていくデザイン(見栄えも考えた結果、微妙な曲線になってしまいましたが)
そこには”この服の価値が着込むほどに大きく、そして上がっていくように”との意味と想いを込めています。
“aging”という単語の持つ意味。洋服における経年変化って、そういうものだとぼくは思っているんです。だからこそのデザインと、選んだ言葉。
プリントは近くで見るとやや光沢があって、ザラザラとした手触りと立体感を持っています。
高校生の頃に作ったクラスTシャツのプリントってすぐに剥がれちゃいますが、ああいった類のプリントではないので、その心配はありません。
着込むうちに光沢も落ち、ひび割れたヴィンテージスウェットのような風合いになっていく。
それって結構先の話なので、長く着ることを考えてシンプルなデザインにしています。
最初はもっと大きく文字を入れていたのですが、あまり派手なデザインだと、ぼく自身もすぐに飽きてしまいそうだったので。
裏地は柔らかく、そして起毛しています。肌触りがとても良く、いつまでも触っていたくなる。
12オンスと肉厚な生地に、起毛した柔らかい裏地。一般的なスウェットよりも暖かいので、冬でもたくさん着ることができそうです。
より前に出る姿勢。”United Athle”のタグを取り外す
今まで、ぼくはオリジナルのパーカーとTシャツを作ってきました。最初から今回のスウェットまで全て、ベースにするボディー選びには一切の妥協を許さずにやっています。
今回のスウェットからは、ボディーに使ったメーカーのタグを取り外すことにしました。
というのも先日、ある画家の方の個展に行ったとき、そこで販売している洋服のタグは全て取っている、というお話を聞いたからなのでした。
個人で洋服を作るとなれば、莫大な資金と知識と繋がりがない限りは、工場に直接オリジナルのボディー制作をお願いすることなんてできません。
必然的に既存のボディーで服作りを行うようになるのですが、メーカーのタグを付けっ放しだと、ぼくではなく、全てメーカーが作った服として集約されてしまうように思う。
お話を聞いていて、そんなことを思ったので、今回からぼくもメーカーのタグを取り外すことにしました。
クラウドファンディングを支援して下さった皆さんに送ったスウェットのタグも、全て取ってあります。マイナスドライバーと小さいハサミを使って、丁寧に。
後になって思ったのですが、100円ショップにでも行ってリッパーを買ってきた方が絶対に早かったな・・・。
メーカーのタグを取ることで、よりぼくの作品として打ち出していく。もっと前に出ていく姿勢で。
あくまでボディーに採用しただけ。無地のキャンパスにデザインで命を吹き込んで、ぼくの作品にしていく。そんな意識を、これから持っていくことにしました。
もちろん、ぼくが自分で着ているスウェットもタグを取り外しているのですが、こっちの方が断然愛着も増しています。
全てを引っ括めて、具体的にブランド名を決めてもいいのかもしれません。そうなると悩むけれど、絶対にあった方がいいな。
ご支援頂いた皆さん、改めてありがとうございました
肉厚な生地感の洋服って、畳んだときにそのボリューミーな雰囲気が伝わりやすいことに、最近気が付きました。
12オンスの裏起毛。これだけの厚みがある生地も、洗濯を繰り返すにつれて目が詰まり、少し硬くなっていったりして。
少しずつ、支援して下さった皆さんのお手元に届く頃。そんな経年変化を、是非楽しんで頂きたいです。
改めて、ご支援頂いた皆さんには本当に感謝しています。
ご支援頂いたことを、スウェットを手にしたことを絶対に後悔させない、それどころか「あの時、買って良かった」とこの先思って頂けるような男に、ぼくはなります。
それがどんな形でなのか、ファッションブロガーとしてなのかはまだ分かりません。ただ絶対にもっと大きくなる。
そんなところを目指して、今後もブログを書き続けて、洋服を作っていきながら、ぼくは活動を続けます。
いわはし
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