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さりげなくクロムハーツを愛用する、無骨で格好いい男になりたくて。

2018年10月29日、CHROME HEARTSデビューを果たしました。

 

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CHROME HEARTS / Scroll Band Ring

人生初のクロムハーツは、スクロールバンドリング。

かれこれ2年ほど前から、クロムハーツにはずっと興味を持っていました。

 

数多くのロックミュージシャン、格好いい大人たちを虜にしてきた名門シルバー&レザーブランド。

その看板に心を打たれた訳ではありません。ぼくが好むファッションの系統も、いわゆる”ロック系”とはかけ離れたものだと思っています。

 

どうしてクロムハーツに惹かれたのか。

そこにある男らしさ、無骨な格好良さはもちろん、最大の理由は”クロムハーツをさらっと付けている大人の男って、めちゃくちゃ格好良くないか?”と思ったことでした。

 

クロムハーツを”っぽくない雰囲気”で愛用する大人の格好良さ

いかにもな服装に、いかにもな雰囲気でクロムハーツのリングを指にはめる、ワイルド系ファッションには憧れたことがなかった。

それよりもぼくが格好いいと思ったのは、”クロムハーツを好きそうに見えないのに、さりげなく主張少なめのそれを愛用している男”像だったんです。

 

具体的に誰かと言われれば、いないのかもしれません。

少なくともぼくが憧れてきたミュージシャンやファッショニスタで愛用している人たちのほとんどは、いわば”クロムハーツ顔”をしていました。

 

たったひとつ指にはめるだけで、えげつなく前に出てくる存在感を持ったクロムハーツというブランドのリング。

その主張の強さをいかに飼い慣らすか。いかに”クロムハーツじゃない風”にクロムハーツを身に着けるか。ぼくはそこを集中して考えたいものです。

 

これはぼくがぼくらしく、自分だけのスタイルを確立するためのステップ。

好きなものは好き。ジャンルや系統に縛られて「この格好をしているから、この服は合わない」という一般的な概念を捨てる。

より自分の感覚を研ぎ澄ませて、自分が格好いいと思う組み合わせを追求する。そこにジャンルという常識は必要ありません。

 

偶然を重ねて必然にした、クロムハーツを買う理由

定価なら今は確か、6万円近くまで値上がりしてしまったスクロールバンドリング。

年々、値上げを続けるクロムハーツ。正直なことを言ってしまえば、ぼくには定価で買うだけの勇気も、そこまでの大きな価値を感じることもありませんでした。

 

最近の二次市場では少しずつ、その人気が落ち着き始めているような気がしています。

少し前よりも、今は全体的にどのリングも中古価格が下がって、手に入れやすくなっている。

 

興味を持った2年ほど前から、ぼくはフローラルクロスとスクロールバンドのふたつが気になっていて。

今の気分なら間違いなくスクロールバンド。人差し指にフローラルクロスは、少し主張が強過ぎると、個人的には感じるようになりました。

 

二次市場で買うことを考えても2万円前後のスクロールバンドリング。20代前半のぼくにとって、シルバーアクセサリーにお金をかけることは、そこそこ勇気が必要です。

でも妥協してシルバーを諦め、安いメッキのリングを買うこともしたくない。10本しかない指の、そのうち数本に付けるリング。

ごく稀にしかしない、非常に悩む買い物のひとつです。

 

買う理由を並べようとする。

最近になってスクロールバンドリングを欲しいと思う気持ちを加速させたのは、少し前に新宿をふらふらしていたときのことでした。

色々なお店に入って、RINKAN新宿店にも足を運んで。そこで見た、本店をも凌駕するレベルなクロムハーツの品揃え。

 

スクロールバンドリングに目をやると、思っていたよりも安くなっている。値段が落ち着いてきていたことが、まずひとつ。

新宿のRINKANにて、その日は購入しませんでした。

 

実家から今の家へ帰る途中の電車に乗っているときに知った、ぼくが中学生の頃から好きなバンド「シド」のメジャーデビューから、2018年10月29日で10年だったこと。

ベースのメンバーがクロムハーツを愛用していること。

愛用しているのはスクロールバンドリングで、左手の中指に付けていたこと。

 

どれも、ただスクロールバンドリングが欲しいからと並べた些細な理由に過ぎないように思います。

そう自分に言い聞かせてぼくも、購入を見送ろうとしました。電車に乗って家へ帰る途中「前に見たスクロールバンドリングも今買う必要はないだろう」と。

 

新宿で降りることなく、家に真っ直ぐ帰ろうと思っていました。

思っていたのに、乗っていた電車は新宿よりも先にある、家の最寄り駅までは辿り着かない電車だった。終点が新宿の電車にぼくは乗っていたんです。

 

車内の案内板を見てそれを知ったぼくは、新宿で降りて伊勢丹に寄りお金を下ろす。

RINKANに向かい、ちょうどぼくが付けたかった左手中指に、運良くジャストで入るサイズのスクロールバンドリングがそこにあり、全て引っ括めて必然と言い切れるだけの理由を並べ購入に至りました。

 

スクロールバンドリングを左手中指に付けたときの装着感

クロムハーツのリングは個体差が激しいらしく、実際にぼくがUNITED ARROWSにて付けたときは16.5号がジャストサイズでした。

今回購入したスクロールバンドリングは16号。ハーフサイズ下でも少し余裕を持ったサイズ感。

朝や夕方、夏に指がむくむことを考えると、気温の下がってきた今の状況下では少し余裕を持ったサイズ感のものを選ぶ方が絶対にいいと店員さんが仰っていました。

 

クロムハーツのリングにしては比較的、存在感は控えめなモデルであるスクロールバンド。

それでも実際に付けてみると思っていた以上に幅があるので、慣れで解決するレベルだとは思いますが、中指に付けてみると人によっては「邪魔だ」と思うかもしれません。

 

スクロールバンドリングを人差し指に付けたときの装着感

当初は左手中指に付ける前提で購入しましたが、ぼくの場合はどうやら左手中指と右手人差し指の号数が同じようなので、こちらにも付けてみました。

人差し指の場合はそもそも親指が短いことや、中指との間に隙間があるといった理由から、幅のあるスクロールバンドリングでもそこまで邪魔には感じません。

 

現時点で他にもリングを2つ持っているので、見た目のバランスも考えながら、今後どちらをメインに装着するかを考えようと思っています。

 

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”クロムハーツ感ゼロで愛用している大人”を目指して

何度も言うようですが、ぼくが目指すのは”クロムハーツをクロムハーツっぽくない雰囲気で愛用している大人”です。

無骨なデザインを堂々と魅せるスタイルも格好いいですが、ぼくは”さりげなさ”にこそ雰囲気を感じるタイプ。

さりげなく、でもクロムハーツの似合う大人になれるよう、色々な洋服に手を出しながら自分なりのスタイルを確立していきたいと思っています。

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いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。