TOWER REPORTS

ついに届いた。NIKEiDで作ったオリジナルのエアハラチを徹底レビュー

先日、ちょっとした遊びでNIKEiDを使いながらオリジナルのエアハラチを作りました。

NIKEiDとは、NIKEが公式に展開している、既存のスニーカーにおける色味を自分でカスタマイズして、世界にひとつだけのスニーカーを作り、購入できるサービスのこと。

 

そこでぼくが作ったハラチがこれ。ゲーム内で自分のアバターを作るような感覚で作りながら遊んでいたのですが、こだわり始めるときりがなくて。

最終的に何時間もの時間をかけて作り上げたのですが、ここまでやってしまうと、最初は遊びだったものの、もはや買わないと勿体ないとまで思うように。

 

完成に至るまでに試行錯誤した内容や色味に関するこだわりは、購入時にこのブログで記事にしているので、そちらも読んで頂けると嬉しいです。

 

作り上げてから届くまでの期間は最短でおよそ2週間。ちょうど誕生日を迎えたくらいのタイミングで届きそうだったので、自分への誕生日プレゼントということにして購入。

以降、実物が届くことを心待ちにしながら日々を過ごしてきました。

 

スポンサーリンク

注文から3週間。NIKEiDで作ったオリジナルのエアハラチが手元に

注文から待つことおよそ3週間。NIKEiDで作った世界にひとつだけのエアハラチがついに手元に届きました。

重厚感と高級感の漂うNIKEの箱。届いたときは、この箱が少しだけ大きいダンボールに入った状態で。

 

配送業者の荷物追跡機能を使ってハラチの居場所を確認すると、当初の配達予定日は9月24日になっていました。

中国の工場から直送されてきたこいつは、次に状況を確認したときには向こうでの悪天候の影響で配達予定日が2日遅れ、26日になっていて。

 

もうすぐ届くんだな、なんて思いながら待っていたら、25日の午前中にインターフォンが鳴り、いつもお世話になっているヤマト運輸のお兄さんがそこに。

全く知らない海外資本の会社が届けてくれるのかと思いきや、ヤマト運輸が届けてくれるみたいですね。

 

箱の一角にはNIKEiDの文字。既存のエアハラチを買うよりも、NIKEiDで注文したそれは2,000〜3,000円高くて。

高級感のある言葉を使ってしまえば、オーダーメイドですからね。なんと贅沢な響きなのでしょう。

お馴染みの箱とは違って、NIKEiD専用のそれが用意されているみたいです。

 

ついに届いた実物。画面越しに見たそれと、素材感の違いやいかに

届いた実物の写真を載せる前に、もう一度NIKEiDのシュミレーター上で完成させたエアハラチを見てみましょう。

ぼくが持っているノートパソコンでNIKEiDのサイトを開いて、作り上げたエアハラチ。

 

通販サイトの写真で見た洋服と、実際に手元に届いたそれの色味や雰囲気、ツヤ感に違いってどうしてもありますよね。

洋服を買うときは、なるべく自分の目で実物の質感を見て確かめておきたいところ。

 

NIKEiDを使ってオリジナルのスニーカーを作るにあたっても、当然の如く実物と画面越しに見たそれに微妙な質感の違いもある訳で。

ましてやこの場合はシュミレーターを使ってしか色味を見ていないので、実際に使われる素材に着色したときの色味との違いはそこそこ大きく出てくるはず。

ちょっとCGっぽいというか、全体的にぬるっとした綺麗な感じに映っているんですよね。

 

実際にエアハラチを作るときに使われる素材に着色したら、どんな雰囲気になるのか。

別途、既存カラーのエアハラチの写真を別タブで確認しながら、どのパーツにどの色を選ぶとどんな雰囲気になるのか、などを細かく想定して作成。

ある程度、実物における色味は「こんな感じになるだろう」と予測しながら色を選ぶ作業でした。

 

あまり長くなっても鬱陶しいと思うので、届いた実物の写真を載せたいと思います。

ぼくがNIKEiDで作った世界にひとつだけのエアハラチが、こちら。

 

画面越しに見たそれよりも、遥かに格好よく仕上がって

かなり予想通りの仕上がりに。それどころか、届いた実物はシュミレーター上で見ていたよりも数段格好よく仕上がっているのではないでしょうか。

マットな雰囲気であって欲しかった部分はマットに。ビビットに主張して欲しかった部分はそのままになっていて、とても満足な仕上がり。

 

サイドからの眺め。上から撮るとシャープな印象でしたが、エアハラチというスニーカーは横から見ると意外にもボテっとしている印象です。

ピタリと足にフィットして、極上の履き心地を追求する。

 

作りの性質上、小さめになっているエアハラチを購入する際は普段履いているスニーカーよりも0.5cm大きいものを選ぶのが絶対だと言われており、公式サイトでもそれを推奨しています。

足幅の広い人は、1cm大きいものを。

 

ぼくは普段履いているスニーカーよりも0.5cm大きい28.5cmを選んだのですが、それでも履いてみるとつま先にはほとんど余裕がないくらい。

もしかしたら29cmを選んでも良かったのかもしれません。

思っていたよりも見た目がボテっとしているエアハラチは、大きめサイズを選んだ方が見栄え的にも良さそうです。

 

内側を撮ってみる。色味のこだわりを書いた記事にもあったように、最後まで甲部分にオリーブカラーを入れるか迷っていました。

それも、入れておいて絶対に正解だった。ストラップと同じ色にしたことで、主張はするものの全体的にまとまった雰囲気になってくれています。

つま先。トゥ部分のセイルカラーと、アウトソールのホワイトで微妙に色味が違います。

トゥ部分にはレザーが採用されているので、これから履いていくにつれて表情に深みを増していきそう。

 

前述した足の甲部分のオリーブカラー。

つるっとした光沢のある、スポーツジャージのような生地。

 

相性が悪ければ渋い雰囲気になるこの色を、あえてハイテク感のある生地と組み合わせることでスポーツアイテムっぽすぎず、退廃的すぎない絶妙な雰囲気にすることができたと思います。

 

ベースと呼ばれる、履き口にもなるパーツに採用したレッド。明るく鮮やかな色。

これがあるとないとでは、スニーカーの存在感は大きく変わってきます。見事にインパクトを注ぎ込んでくれました。

 

後ろから。まるで靴下を履くときのような感覚で、柔らかいベース部分に足を差し込むのが特徴的なエアハラチ。

耐久性に欠けるそれと、踵を守るためのラバーストラップ。ミッドソールのブラックカラー。

 

いちばん近未来的な雰囲気を持っているラバーストラップには、落ち着いた色味のオリーブを採用して正解でした。

ここにもレッドを採用すれば、かなりスタイリッシュなアイテムになったはず。

あまりにも”そっち寄り”にしてしまうと、ぼくの場合は手持ちの服と合わせて履くことが難しくなってしまいそうなので。

 

インソールまでもオリジナル。NIKEiDで味わえる特別感

インソールにはNIKEiDの文字。ここも普通のNIKEスニーカーとは違っているというのが、特別感を感じられてまたいいですね。

ぼくは今までエアハラチというスニーカーに触れたことがなかったので知りませんでしたが、踵にはNIKEお得意の”AIR”が採用されているようで、履き心地も抜群。

踵側に寄せながら体重を掛けてみても、しっかりと体重を支えてくれていることを実感できます。

 

程よい具合の主張性と、コーディネートに溶け込む協調性

単体で格好いいと思うものを作れた。ただそれだけでは、派手なアイテムの場合は徐々に着たり履いたりする回数が減っていくもの。

大事なのはそのアイテムが持つ協調性。今回ぼくは、ある程度の主張をしつつも協調性のあるスニーカーにしたいと思っていました。

 

ぼくがよく履くインディゴデニムと合わせることを想定して作ったカラーリング。実際に合わせてみると、このように。

程よい具合の主張性。それでいて、インディゴデニムと合わせても主張しすぎない協調性も持ち合わせていて。

 

最も面積の広い部分を、白に近い色味のセイルカラーにすることで、それを実現することができたのかな、と思っています。

近未来感のあるスニーカー。それでいて、ぼくが大好きなアースカラーのコーディネートに取り込んでも違和感のない色合い。

 

普通にコーディネートを組むと、色味が暗過ぎてどこか野暮ったい印象になってしまうのが、秋冬における個人的な悩みでした。

大人っぽさを通り越して、もはや野暮ったさすら感じてしまう。

 

そこに足元で変化を加えることができる。スタイリストさを差し込んで、バランスのいいコーディネートにすることができる。

ぼくがぼくの為に作った、非常に便利なスニーカーになってくれたと思います。

横から。エアハラチは元々、適度にボリュームのあるデザインなので、細いボトムスとの相性は抜群。

後ろから見ると、また少し違った表情を見せてくれます。

 

計算はしていませんでしたが、ジーンズをロールアップせずに履くとまた違った表情に。これはこれで面白いかもしれません。

 

スポンサーリンク

特別な日に、自分へ贈るプレゼント。NIKEiDはそんな使い方にも最適

既存のスニーカーにおける色味を、自分で選んで作って注文できるNIKEiD。

それだけじゃなく、どのスニーカーでも最後に一箇所だけ、文字を入れることのできる部分があるようで。

 

エアハラチの場合は、スニーカーのタン部分。

ちょうど自分の誕生日が近かったこともあり、ぼくはそこに、このスニーカーが24歳になった自分への誕生日プレゼントであるという意味を込めました。

2018年(の9月20日で)24歳。24回目の誕生日。

これでスニーカーに飽きたとしてもどこかで売ることが決定的に難しくなってしまいました。そうなった以上、ぼくはこのスニーカーを徹底的に愛し抜いてあげようと思います。

 

少し苦手な、新品のピカピカな雰囲気を纏っているこいつ。

履いていくうちに、アースカラーを中心としたぼくのコーディネートに馴染んでくれることを期待しています。

 

大好きな色を詰め込んで作ったオリジナルのスニーカーを履いてみるのって、何だかとても新鮮で面白い。

皆さんも何か、自分にとって特別な日に、NIKEiDを使ってオリジナルのスニーカーを作ってみてはいかがでしょうか。

シューズ、ウェア、ギアのカスタマイズ. Nike.com (JP)

The following two tabs change content below.

いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。