UNIQLOから日本のハイブランドまで、ぼくは色々なお店で洋服を買います。
それでもふと振り返ったとき、普段からよく着ている服はどこで買ったものかを思い出してみると・・・。
不思議なことに、ブランド古着だったりリサイクルショップで買ったものが多いんです。
考えてみるとその理由はひとつでした。
ぼくは洋服を雑に着ていたいんだと思います。
たかが洋服を丁寧に扱いすぎることはない
洋服を買うとき、ぼくなりの基準というのは存在していて。
基本的にそれをクリアした服しか買わないのですが、新品となるとどうしても値が張ってしまいます。
例えば去年買ったBeautiful Peopleのライダースジャケットは10万円だったり・・・20代前半のぼくにとっては大金でした。
洋服を買うときは絶対に妥協したくないのだけれど、いざ大金を出して買った服って大切にし過ぎてしまうんです。
買ったからにはたくさん着てあげるべきなのに、大切にし過ぎるがゆえにあまり着ない。
これじゃあただのコレクターになんじゃないか、と思うことが多々あります。
そうじゃなくて、ぼくは買った洋服を着て楽しみたい。
言うなれば”たかが洋服”なんだから、少し雑に扱ってでも日常生活を共に過ごさないと意味がありません。
洋服は本来、雑に着れてなんぼなモノ
ジーンズは肉体労働をする人のハードな動きにもついていけるように生まれました。
レザージャケットも強度を求めて作られた洋服のひとつ。
今のぼくらはそれらを少し大切にしすぎているように思います。
もちろん大切にするのはとてもいいことですが、そこまで大切にしすぎる必要もないというか。
細かいことは気にせずに着るのがいちばんです。
その点でぼくはリサイクルショップで洋服を買うのが好き。
そこで買った洋服は、なかなか雑に着ることができるから。
古着だからいくぶん価格も安いし、なにしろ綺麗すぎたりもしないので、おろしたての新品みたく汚れを気にすることもない。
そもそもぼくは定価の高い服を新品で買う時点で、雑に着るためのハードルが上がってしまうのかもしれません。
いくら経年変化を楽しむことが醍醐味のライダースジャケットであろうとも。
肩の力を抜いてファッションを楽しみたい
少し前にリサイクルショップで買ったBLUEBLUEのシャツ、お気に入りです。
もともと使用感があるので汚れなんて気にすることもなく雑に着れて。
洋服を好きそうな人があまりいない、地方のリサイクルショップにて1,000円くらいで買ったもの。
ガチガチのブランド古着屋さんじゃなくてリサイクルショップが好きなのは、こういったお宝探し的な感覚も楽しみたいからなのでしょうか。
接客されなくて済むことも気楽に足を運べる理由のひとつなのかもしれません。
もちろん店員さんとお話することも楽しいんだけれど、どこか身構えている自分がいるというか。
そこまで含めてぼくは、肩の力を抜いてファッションを楽しんでいたいんだと思います。
なんせ、たかが洋服なんだから。
いわはし
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