TOWER REPORTS

祝!プチスタ着用1周年。祝福のセカンドウォッシュで男らしさに輝きを

前々から複数回に渡ってお送りしている、ぼくのリジッドデニム育成記。

ぼくが人生初のリジッドデニムとして育てているのは、A.P.C.のPETIT STANDARD。

 

これを買ったのが去年の3月なので、ちょうど今月で育て始めてから1年となりました。

穿いている頻度は変わらず週に3回程度。

7月後半から9月頃までは暑すぎて穿けなかったので、冬眠ならぬ夏眠をさせました。

 

この記事を書いている理由は他ならぬ、PETIT STANDARDを洗濯したから。

買ってから1年、2回目の洗濯をつい先日行いました。

 

記念すべき1回目の洗濯における様子を書いた記事はこちら。

糊を落として、脱・リジッドとなった初々しいPETIT STANDARDの写真が満載です。

 

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ワンウォッシュ後は3ヶ月に1回のペースで洗濯を

引用:http://www.fashionsnap.com/the-posts/2012-10-20/tonarinodenim-vol9/

最終的にぼくが理想としている色落ち具合はこんな感じ。

この状態に到達することを目標に、洗濯のペースを逆算して考えます。

 

リジッド状態でこそ半年間穿き込みましたが、糊を落としてからもそれを続けていては生地を痛めてしまう。

そこでぼくは、糊を落としてからは最低でも3ヶ月に1度はPETIT STANDARDを洗濯してあげることにしました。

 

もちろんペースはジーンズの状態に合わせながら。

汚れが目立っているのなら1ヶ月に1度は洗うし、臭ってきたりするのであればすぐにでも洗います。

 

いくら色落ちを楽しみたいとはいえ、不潔な状態のまま穿き続けるのは何よりも嫌ですからね。

ジーンズの生地にとっても、ぼくの気持ちとしても、です。

 

セカンドウォッシュを終えたPETIT STANDARD

ということで購入から1年が経ち、2度目の洗濯を終えたPETIT STANDARDの状態がこちら。

 

1回目の洗濯を終えたときに比べ、更にゴワゴワした雰囲気と男らしさを増したよう。

シワも深く刻まれてきて、洗ってもヒザ部分における生地の伸びはそこまで戻らなくなってきました。

 

冒頭でも使った写真をこちらでも。ヒゲ部分に近づいて写真を撮りました。

まだクッキリとした色落ちが目立つ訳ではありませんが、徐々に洗濯しても消えないシワが刻まれてきました。

 

パリの風を感じさせる上品さが特徴的なA.P.C.のPETIT STANDARD。

それも2度も洗濯をすると徐々に男臭い一面も魅せるように。

 

ヒゲの色落ちはまだ見られませんが、股下には顕著に色落ちが見られます。

ぼくはリジッドデニムこそ初めてですが、過去にはワンウォッシュのジーンズを育てていたことがありました。

 

そのときも同じ現象が起こったのですが・・・ぼくが育てるジーンズは百発百中で股下だけ異様に色落ちする。

これ、どうしてなんでしょう?しかも前回と全く同じ、右側の股下。

ぼくって無意識のうちに奇抜な歩き方をしているのかな。

 

※赤で囲った部分が「持ち出し」

これ以上、股下の色落ちと劣化が進むと生地に穴が空いてリペアせざるを得ない状況になるかもしれません。

 

まだ全体が綺麗なのに股間部分だけリペアするような事態は避けたい。

ということで、ジーンズを裏返して「持ち出し」と言われる部分の生地を少しだけ切ってみることに。

 

持ち出し部分の尖った生地が股下部分に当たって劣化させていたのかもしれません。

これ以上は劣化が進まないといいけどな・・・。

 

セカンドウォッシュを終えたPETIT STANDARDの後ろ姿がこちら。

日本生まれの武骨なジーンズと比べれば上品な印象ですが、それでも徐々に男臭さはましてきましたね。

 

特に色落ちが見られるのはベルトフープ。

イスに座れば真っ先に当たる部分であり、生地が出っ張っているのでかなり色落ちが目立ちます。

 

本当はこの辺りをもっと接写してお見せしたいのですが、ぼくはカメラを買うときに単焦点レンズを買い忘れるという。

服好きが洋服を撮るためにカメラを買うときは、単焦点レンズも忘れずに買うことをおすすめします。

 

セットで買わなかったので割高にはなりますが、ぼくもそのうち服を接写するために買ってみようと思います・・・。

 

ジーンズを育てる上でヒゲと並んでシワの刻まれ方、色落ちが楽しみになってくるヒザ裏部分のハチノス。

ここにも徐々に色落ちが見られるようになりました。

世界にたった1本。オンリーワンなぼくの動きを蓄積したハチノスの形成途中です。

 

いいですね。ハチノスを眺めるだけで白飯が進みそうだ。

おかわりできちゃう。

 

レングスは2回の洗濯、2回ロールアップでザ・ジャストになりました。

生地は余らず、短すぎず。

 

縦の縮みは買った当初からマイナス5cmといったところでしょうか。

ウエストは穿けば伸びるし、洗えば縮むしでプラマイゼロに収まっています。

リジッドデニムでもウエストはジャストでよかったんですね・・・一安心。

 

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全体として男らしさを増したセカンドウォッシュ

買ってからおよそ1年、セカンドウォッシュを終えたPETIT STANDARDを見て。

全体として男らしさを増してきたな、という感想を持ちました。

 

これから着用と洗濯を重ねるにつれて、ますますその印象は強くなっていくことと思います。

正直リジッド状態のPETIT STANDARDは、ぼくのワードローブに取り入れるには上品さが強すぎて。

2度洗ってようやく、ぼくの好きなゆるくてカジュアルな雰囲気のコーディネートにも馴染みやすくなりました。

 

ぼくは昔から割と物持ちがいいので、ジーンズを育てるときはそれが良くも悪くも、もどかしさを感じさせます。

実際、週に3回のペースで穿いているにも関わらずこの青さは、なかなか変化の遅い方なのでは。

 

それでも長い時間をかけて、世界に1本しかないぼくだけのPETIT STANDARDを育てあげていきます。

これからも彼の経年変化を楽しみながら、日々のコーディネートに取り入れることでしょう。

 

余談ですが、ぼくはPETIT STANDARDと平行して「Libertad」というブランドのジーンズも育てています。

こいつも今の今まで糊を落とさずリジッドのまま育ててきたのですが、そろそろ洗ってあげようかな。

どんな変化を魅せてくれるのか、とっても楽しみです。

 

ほとんどの洋服は着れば着るほどに糸はほつれ、形は崩れ劣化する一方。

そんな中でも、着れば着るほどにアジのある姿を見せてくれる、経年変化を遂げるジーンズとレザージャケットは男のロマン。

 

この2アイテムだけは、時を重ねるごとに風合いを増していく素敵な魅力を持っています。

マイナス(劣化)ではなく、プラス(経年変化)の表情を魅せてくれる、メンズファッションにおける相棒たち。

 

昨年末に憧れだったダブルのライダースジャケットも手に入れました。

ぼくのファッションは、歳を取ってもこいつらと共に変化していくことでしょう。

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いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。