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【就活失敗】40社受けて内定ゼロのぼくはフリーランスで生きていく

▲写真は今日のぼく。持っている本は記事の内容と特に関係ありません。

こんにちは、いわたです。

ぼくは今大学4年生で、去年の夏頃からインターンシップに参加したりしながら就職活動を続けています。

 

そこから数えるとかれこれ1年近く就職活動をしている訳ですが未だに内定はゼロ。

1社も受かっていないまま時は流れ、気付けば真夏となりました。

このままあてもなく熱いスーツを着てコンクリートジャングルを彷徨うのはもう嫌だ。

 

…ということで、内定はゼロですがぼくは就職活動を辞めることにしました。

そしてフリーランスとして生きていく。その覚悟と決意をこの記事に綴ります。

 

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6月いっぱいで就職活動を辞めると決めていた

就職活動を「なんとかなる」と軽く見て準備をしてこなかったぼくですが、

気温が上がって熱くなる前には就職先を決めてしまいたいと考えていました。

つまりタイムリミットは6月末。それ以降は選考状況はどうであれ就職活動は終わりにすると決めていた。

 

…が、結果としてここにくるまで内定はゼロでした。

奇しくも6月30日に最終面接があったのでそれに掛けていましたがあえなく惨敗。

ぼくは内定がゼロのまま就職活動を終えることに。

 

自分を高く評価して手に入れた悪い自信

ぼくは全く勉強しなかった小~中学生時代から一転、高校生になってから今に至るまでは必死に勉強してきました。

高校生の頃は彼女ができて浮かれていた時期以外は学年成績1位をキープし続け、

大学生になってからの成績がオールSだったことも何度かあった。

 

周りから「お前はすごい」と褒めてもらえる度に謙遜しながらも心の中では喜んだ。

自分に自信がないながらも勉強面での結果は誇りに思い、密かに自分を高く評価していました。

 

しかしそれがぼくに悪い自信を持たせ始めます。「これだけ勉強しておけば就職活動もどうにかなるだろう」と。

結果を見ればこの通り。今から就職活動を始める方はぼくを反面教師にしっかりと準備をしておくべきだ。

 

自分の人生に目を背けてきたこれまで

ぼくはここまで21年間生きてきた中で、その本気度はさておきいくつか夢を見てきました。

中学生の頃の三者面談では高校進学の話を差し置いて「お笑い芸人になりたい」と。

 

けれど周りの皆が高校進学する中で1人だけそのレールを外れるのは怖かった。

結果としてぼくも同じように高校へ進学し何気ない日々を送ってきました。

 

高校生の頃は「将来はバンドマンになりたい」と言っていた。

こればっかりは本気で高校1年生の頃から音楽専門学校の体験入学へ通っていました。

が、親からは「お前の夢にお金は出せない」と怒られる。

 

今思えば至極当たり前だし、そもそもバンドマンの道を選んで覚悟を決めた人なら高校を中退してでもやるだろう。

親元にいながらお金を出してもらい安定した環境でバンドがしたいなんて甘えてる。

本当は覚悟が決まっていなかっただけだった。

 

そして現在、大学4年生。

ぼくは周りと同じように黒いスーツを着て電車に揺られ都会へ繰り出す。

就職活動を始めたばかりの頃はそれが楽しかった。ぼくが本当に働きたいと思える企業の選考に参加していたから。

しかしそれらの企業の選考に落ち続け、次第にスーツに袖を通すのが憂鬱になってくる。

 

ぼくの長所は自他共に認める「素直さ」

それくらいしかないんじゃないかってほどに唯一の長所だった素直さはときにぼくの短所になる。

ぼくは良くも悪くも嘘をつけない性格で、本当に働きたいと思った企業以外には褒め言葉を投げられない。

 

それでも就職先は見つけなきゃいけないから、魅力を感じていない企業に対しても必死で嘘の褒め言葉を投げる。

そんなアホらしい活動にはもう耐えられない。

ぼくはあまり他人に興味がないので、周りと選考状況を比べて焦ることはなかった。

 

ただ改めて自分と向き合う時間を作ってみると、そこまですがってまで会社で働きたいとは思わなかった。

そして誤解を招く言い方かもしれませんが、

大学卒業→就職というレールの外にいる方の人生が楽しそうに見えて仕方なかった。

 

ぼくは自分の気持ちにも嘘をつけない。

次第にフリーランスの生き方に魅力を感じながら就職活動を続けていたぼくは高校生の頃にも感じた気持ちを思い出す。

ぼくの夢はレールの外にあるのに、このままレールに沿って就職の道を選んだらまた決断を先延ばしにする。

 

そうやって怖いからって今までの人生と同じように決断を先延ばし続けていたら無限ループを繰り返すだけだ。

どうせ取るに足らない学歴だしな。そんな気持ちでぼくは初めて自分の意思で就職しない選択肢を選ぶことに。

 

就活に失敗しても自殺はしちゃいけない

ネット上でも就活生によるブログ記事が話題になりましたね。

同じ就活生としてこの方の気持ちは痛いくらいわかる。

 

ぼくもこれまで説明会へ行っただけの企業も含めれば合計で40社くらいなのかな。

正確には数えてないけれど、たくさんの企業にエントリーしてきました。

 

それらの企業から無視(流行りのサイレントお祈り)や選考に落とされ続けていると精神的にキツイものがあります。

内定がないことに焦って受ける企業の数を増やしても、企業研究に時間が割けなくて満足に面接できない。

 

結果的に落とされてまたエントリーして…。その悪循環が回り始めたら落ち込むのもわかります。

ぼくも6月30日の最終面接に落ちたときは気持ちが重くなりました。

 

だからその気持ちはものすごくわかる。わかるんだけど、就活に失敗したからって自殺だけはしちゃいけない。

その道だけは絶対に選んじゃいけないんですよ。

 

たくさんある「就職以外の選択肢」

ぼくもたくさんの企業で選考に落ちてきました。

落ち込むこともあったけど、それはぼくに気付きを与えてくれたんです。

 

「ぼくは社会不適合者なんだ」って。

これだけたくさん選考を受けたって内定がひとつも貰えないなんて逆に奇跡だ。

こんなに社会から必要とされていない人間ってそういないと思う。

 

ぼくは就職活動を経て自分が社会不適合者ということに気付かされた。だから就職以外の道を選ぶ。たったそれだけです。

だから学生は卒業したら会社に入って働くことだけが選択肢だと思って視野を狭めちゃいけない。

 

例え会社に属していたってこれからの時代に安定なんてものはなく、人の働き方は今以上に変わってくる。

働き方が多様化している中で会社員の道を選んでいては、これからの時代において先行優位に欠けてしまいます。

 

「ぼくは社会に必要とされていないんだ」じゃなくて「あの会社はぼくを落としてとんでもなく損をした」ってくらい強気でいい。

結局内定がゼロで就職活動を終えたぼくとしては今後しばらく

「ぼくを落とした全ての会社を後悔させる」ことが生きていく上でモチベーションになるんです。

 

とはいえ6月末で、40社落ちたくらいで就職を諦めるのは早すぎるんですけどね。

この記事に「就活に失敗したよ・・・どうしよう」なんて思いながらたどり着いたそこのあなた。

諦めるのはまだ早いですよ。

 

ぼくは以前、MeetsCompanyという就活イベントにオブザーバーとして参加をさせて頂いたのですが、

ここではなんと4年生の卒業間近である3月まで新卒の学生を募集している企業が多数ありましたからね。

就職する方法なんて皆が知らないだけで、探せば本当にたくさんあるんですよ。

 

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生活コストの低い地方へ移住します

ということでぼくは就職をせず(できず)に生きていくことを決めましたが、今後どのようにして生計を立てるかは全くもって決めていません。

今はブログを運営して月に4~5万円のお金を稼げているものの、マネタイズ方法を多様化しないとすぐにのたれ死ぬ。

 

そもそも月に15~20万円くらいは稼げないと生活すらできない。

幸いなことに大学を卒業するまで残り8ヶ月くらいあるので、その間に新卒の初任給くらいは稼げるようにします。

そして大学を卒業してまで実家で親に頼るのはみっともないので1人暮らしを。

 

それも地方へ移住してできるだけ生活コストを抑えます。

まだまだ何も決めていませんし、会社に属さず個人でお金を稼ぐのはそう甘くないことも知っている。

 

ぼくにはいい意味で自分の生きている意味がわからないし、守るものはなにもない。

お金を稼げずに死んでしまってもそれでいい。自分で選んだ道に後悔はありません。

ついに自分の意思でレールの外を歩き始めたぼくの人生のスタートだ。

 

※2017年1月18日:追記

ぼくはまだ大学卒業まで数ヶ月ありますが、2016年の12月にブログで稼いだお金を元手に1人暮らしを始めました。

ここからフリーランスとして、活動をガンガン加速させていきますよ!

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いわはし

もうすぐ30歳になるので、うかうかしていられません。