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【完全版】元バイヤーが選ぶ人気メンズファッションブランド105選

洋服の買い物へ行くと、ブランドの数が多すぎて何が何だかわからなくなりますよね。

「このブランドとこれは何が違うんだ」

そう考えて服を選ぶのが嫌になってくるかもしれません。

けれど、ファッションブランドって実はデザイナーがいて、

その人がブランドの軸を決めて、それに沿って想いを込めながら服を作っているんです。

たくさんの服が並べられたお店へ行くと、

各ブランドの伝えたい想いがその他たくさんの服にかき消されて伝わりにくくなってしまう。

せっかく自分の考えに合う服に出会えるチャンスなのに、各ブランドのコンセプトを知れないのはもったいない。

この記事では日本に数多く存在するファッションブランドの中から、

人気の高いブランドや、勢いのあるブランドを厳選して105つ選びました。

その105ブランドそれぞれのコンセプトや特徴を記しているので、

記事を読んだあなたが今後洋服を買うときのデザイン以外の選択肢も増やせればと思います。

この記事を読んで、気に入ったブランドがあれば是非チェックしてみてください。

必ずあなたの考えに合ったブランドに出会えるはずです。

※この記事の読み方や注意事項

・ブランドをファッションのジャンルに沿って分けています。

今回はアメカジブランド、カジュアルブランド、モードブランド、ロック系ブランド、ゆるカジブランドの5つです。

・ジャンル内であいうえお順に並べています。

・ブランド名の下にあるAmazonや楽天ボタンから気になるブランドをチェックできます。

・楽天のリンク先にある服に関しては中古品も含みます。

・リンク先の服は売り切れになっている可能性もあります。

さて、前置きが長くなりましたが、ここからはノンストップで105ブランドを紹介していきます。

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アメカジブランド

アメリカンカジュアルを略して「アメカジ」と呼ぶ。

武骨で男らしい雰囲気のブランドがたくさん並びます。

EVISU (エヴィス)

日本生まれのカモメペイントが有名なジーンズ。

アメカジはもちろん、ストリート系ブランドとの相性も良い。

THE REAL McCOY’S (ザ・リアルマッコイズ)

ミリタリーウェアやバイカーファッションを得意としている。

縫製までこだわった上質な服を売っています。

TENDERLOIN (テンダーロイン)

ご存知キムタクが愛用していることで有名なブランド。

ホースシューリングがブランドの代表作。

NEPENTHES (ネペンテス)

もともとは東京とニューヨークに拠点を置くセレクトショップ。

オリジナルブランドとしてNEPENTHESを展開している。

NEIGHBORHOOD (ネイバーフッド)

裏原宿の街を代表する老舗ブランド。

1950年代のアメカジを彷彿とさせる武骨で男らしい洋服を得意とする。

BUZZ RICSON’S (バズリクソンズ)

東洋エンタープライズによるオリジナルブランド。

ステンシルプリントや刺繍を使ったアメカジ定番アイテムをリリースしています。

HOLLYWOOD RANCH MARKET (ハリウッドランチマーケット)

ブランド名は略して「ハリラン」と呼ばれる。

古着のテイストをふんだんに取り入れた幅広い年代に人気のブランド。

blackmeans (ブラックミーンズ)

ハードな印象のレザーウェア作りを行うブランド。

新品ながらも原宿の歴史ある古着屋「BerBerJin」でも取り扱いがある。

BEDWIN (ベドウィン)

アメカジと聞くと男臭い印象を思い浮かべるかもしれませんが、

BEDWINはアメリカントラッドをベースにしています。

ルードなスタイリングにも持ってこいのブランド。

Rags  McGREGOR (ラグス マックレガー)

アメリカの老舗ブランド、McGREGORから派生したアンダーグラウンドな雰囲気が特徴なライン。

このブランドのダブルライダースは形がとても綺麗です。

REMI RELIEF (レミレリーフ)

古着のディテールを復刻させたようなデザインが特徴的。

いくつもあるレプリカブランドの中でも知名度がずば抜けて高いのがこのブランド。

アメカジブランドを使った参考コーディネート

引用:http://wear.jp/iwaaaaamooooon/4779035/

先程紹介したHOLLYWOOD LUNCH MARKET (ハリウッドランチマーケット)のジーンズを使ったコーデ。

アメカジブランドの服はこんな風に少し泥臭くも男らしい格好をしたいときに取り入れるのがおすすめ。

カジュアルブランド

良い意味であまりクセがなく、誰でも挑戦しやすいブランド集めてみました。

好みの系統が見つからない人はこれらのブランドを覚えておくといいかも。

ATTACHMENT (アタッチメント)

日本のブランドの中でも特に歴史が長い。

バイヤーのMBさんが愛用していることで有名ですね。

Inpaichthys kerri (インパクティスケリー)

古着のような雰囲気と温かさを感じさせるブランド。

女性デザイナーによる柔らかい印象のアイテムが多数存在する。

N.HOOLYWOOD (エヌハリウッド)

シンプルでベーシックなデザインの服を得意としています。

シルエットや素材など、服は根本的な部分を重視して選びたい人にはうってつけ。

N4 (エヌフォー)

上品でミニマルな洋服を作っているブランド。

カチッとしたフォーマル寄りな服装をしたいなら要チェック。

Scye (サイ)

有名セレクトショップでも取り扱いが増えてきている注目のブランド。

Scye Basicsの名で更なるベーシックを追求したラインも存在します。

The Stylist Japan (スタイリストジャパン)

デザイナーの大久保さんが服作りを通して自身の夢をひとつひとつ形にしていく。

スーツにおけるシルエットの美しさには定評があります。

THREE BLIND MICE (スリーブラインドマイス)

ベーシックながらもどこかひねりのある遊び心の効いたデザインが得意。

デザイナーさんが自身のルーツを大切にした服作りを行う。

DIGAWEL (ディガウェル)

「人の気持ちをいかにデザインに結び付けるか」を考えている。

シャツをきっかけに人気となったブランドなだけあって、

定番の白シャツは他のブランドにない魅力を持っている。

Name. (ネーム)

「複製技術時代の芸術作品」をテーマとしている。

ホースハイドレザーを使ったライダースジャケットのシルエットが美しい。

n-s (ノース)

「第二のN.HOOLYWOOD」と呼ばれることもある新進気鋭のブランド。

今まで服作りに使われてこなかったような斬新な素材を使うことも。

marka (マーカ)

素材選びから加工まで、服作りにおける全ての工程を日本国内で行う数少ないMADE IN JAPANブランド。

その妥協しない服作りには定評があり、ユーティリティシャツが有名。

MofM (マンオブムーズ)

スキーウェアとしても使えるほどの機能性を持つ服を作っている。

その上ファッション性にも長けているアウトドア好きにはたまらないブランド。

MR.OLIVE (ミスターオリーブ)

ヨーロッパのファッションテイストを取り入れた服作りを行う。

雨の日でも履ける革靴が話題になりましたね。

MR.GENTLEMAN (ミスタージェントルマン)

PHENOMENONのデザイナーさんとTHE CONTEMPORARY FIXという

青山のセレクトショップオーナーが手を組んで立ち上げたブランド。

それぞれの特徴が絶妙に混じりあったクセになりそうなルックが特徴的。

[Milok] (ミロック)

トラッド崩しのリアルクローズをモットーにしている。

誰でも着やすいデザインの洋服が多い。

LOUNGE LIZARD (ラウンジリザード)

ATTACHMENTと並んで老舗な日本のブランド。

デザイナーさんは常に「良いものを安く」をモットーに服作りをしています。

VICTIM (ヴィクティム)

ベーシックなデザインながらもストリート系のブランドとも合わせやすいシルエット。

BUMP OF CHICKENの藤原基央さんが愛用していますね。

visvim (ヴィスヴィム)

VICTIMと関係がある…と思いきや全く関係がありません。

洋服はもちろんおしゃれですが、シューズが特に有名ですね。

カジュアルブランドを使った参考コーデ

引用:http://wear.jp/loungelizardtokyo/3935844/

こちらはLOUNGE LIZARD (ラウンジリザード)のスタッフさんによるコーディネート。

思わず真似したくなる大人カジュアルな雰囲気。

カジュアルコーデの場合、ボトムスには細身のスキニーパンツを持ってくればまず間違いありません。

 ストリートブランド

スケーターやヒップホップファッションをルーツとしているブランド。

他のジャンルと合わせるのは少し難しいですが、

最近はモード系のブランドと合わせた「モードストリート」スタイルが流行っている影響で非常に勢いがある。

A BATHING APE (ア・ベイジング・エイプ)

誰もが一度は見たことがあるであろうサルのロゴが特徴的なブランド。

キムタクがドラマ「HERO」で着た本革ダウンは今でも高値で取引されています。

AlexanderLeeChang (アレキサンダーリーチャン)

デザイナーはプロスケーターのアレキサンダーリーチャン。

軍モノで有名なPコートを逆さまにデザインして反戦の意味を持たせたりと、

常にユニークなアイデアで人気を誇っています。

KIDILL (キディル)

デザイナーの末安弘明さんが「HIRO」を休止させて立ち上げた注目のブランド。

ビッグシルエットやオーバーサイズの服を得意とする。

Sasquatchfabrix (サスクワァッチファブリックス)

日本のブランドの中でも独特の雰囲気を放っている。

ストリートの要素を取り入れながら、ジャンルに縛られない振り幅の広さが特徴的。

SUNSEA (サンシー)

様々なジャンルのファッショニスタから最も注目されているブランド。

可愛らしいロゴとは裏腹に国内ブランドの中でも服の値段はトップレベルに高い。

C.E (シーイー)

2011年に彗星の如く現れたDJがデザイナーを勤めるストリートブランド。

UNITED ARROWSで取り扱いが始まったことをきっかけに知名度を増した。

Jieda (ジエダ)

流行にとらわれない独創的なスタイルを発信している。

定番的に発売しているサルエルスキニーパンツが大人気。

JUVENILE HALL ROLLCALL (ジュベナイルホールロールコール)

デザイナーはCOMME des GARCONSに在籍していた。

何とも言えない不思議な雰囲気は他のどのブランドにもない魅力。

GDC (ジーディーシー)

過去にはUNIQLOともコラボした経験のある実力派ブランド。

ストリートファッションの王様、窪塚洋介がサングラスを愛用しています。

PHINGERIN (フィンガリン)

ファッショニスタの間で注目されている。

デザイナーはパジャマを700着も作って手売りしたという不思議な経歴を持っています。

 PHENOMENON (フェノメノン)

かなり個性的でギラギラしたアイテムの多いブランド。

芸能人に人気で、韓国のアイドルグループ「BIGBANG」のメンバーも着用しています。

PLASTICTOKYO (プラスチックトーキョー)

現代の東京を意識し、色濃く反映されたコレクションが象徴的。

セレクトショップのL.H.Pで取り扱いがある新進気鋭のブランドです。

VOTE MAKE NEW CLOTHES (ヴォート メイク ニュー クローズ)

アメカジファッションをイメージソースとしながらも現代的なエッセンスを加えたデザインが魅力。

ハーバード大学のプリントTシャツを発売したりと、ヴィンテージ好きの心を掴んで離さないブランド。

ストリートブランドを使った参考コーデ

引用:http://wear.jp/manyhair/6694013/

SASQUATCHfabrix. (サスクワッチファブリックス)のベストを使ったやや難易度の高いコーディネート。

ストリートスタイルと聞くと、トップスもボトムスもダボっとした格好がイメージしやすいと思います。

モード系ブランド

モードという言葉自体は「流行の最先端」を指しますが、

今のファッション業界では「先進的な」といった意味で捉えられています。

どこか近未来的な雰囲気を感じさせるルックが多い傾向にある。

更に言えば全身真っ黒な服を着た「オールブラック」がそれに最も近い意味で捉えられています。

ato (アトウ)

日本人の体形に合った洋服作りを徹底して行っているブランド。

全ての服にその服を作るのに携わったパタンナーの名前が刻まれています。

UNDERCOVER (アンダーカバー)

熱狂的なファンを多く持つブランド。

過去にはNUMBER (N)INEと共に日本のファッション業界を牛耳るほどの勢いを見せた。

デザイナー曰く「モードとストリートの中間にある」という。

ANREALAGE (アンリアレイジ)

「神は細部に宿る」がコンセプト。

色が変化する服を作ったりしながら、最先端技術の取り込みに積極的。

ISSEY MIYAKE (イッセイミヤケ)

その柔軟な発想力と最新の技術を駆使して人に感動を与える服作りを行っている。

現在はメンズ・レディースラインを三宅一生とは別のデザイナーが手掛けています。

wizzard (ウィザード)

レイヤード(重ね着)スタイルによるコーディネートを得意としている。

モードとストリートの要素を兼ね備えた多彩なバリエーションを持つ。

1 piu 1 uguale 3 (ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ)

SafariやSENSEなど、ワイルドで男らしさの漂う雑誌で常に引っ張りだこのブランド。

デザイナーの小澤さんはAKMというブランドも立ち上げている。

ETHOSENS (エトセンス)

「ごく当たり前のこと」にフォーカスした服作りを行う。

パッと見ればすぐにETOTHENSと分かる切り替えシャツが特徴的。

kolor (カラー)

パターンや素材、縫製にこだわり時代の最先端に合わせた服作りを行う。

シンプルながらも細部まで緻密に計算された最高品質を目指す。

GalaabenD (ガラアーベント)

ミュージシャンに愛用している人が多いブランド。

着れば一瞬で貴族のような見た目に変身できちゃいます。

GANRYU (ガンリュウ)

日本を代表するモードブランド、COMME des GARCONS社に属している。

奇抜なデザインの中に遊び心が見え隠れする服は多くのファンを持っています。

CHRISTIAN DADA (クリスチャンダダ)

デザイナーの森川さんは日本人で唯一、レディー・ガガの衣装を手掛けている。

服は「着る」ものという概念にとらわれない自由な服作りを行う。

KENZO (ケンゾー)

トラ刺繍のスウェットが有名な日本の老舗ブランド。

H&Mとコラボすることが決まり再び大きな注目を浴びている。

COMME des GARCONS HOMME / HOMME PLUS (コムデギャルソンオム / オム プリュス)

このがパリコレへ参加し始めた時代は、コレクションに黒色の服を使うことはタブーとみなされていた。

そんなタブーを無視し、世界中に「黒の衝撃」を与えた伝説のブランド。

日本のみならず世界的にトップレベルの知名度と人気を誇る。

sacai (サカイ)

デザイナーはCOMME des GARCONSでパタンナーを務めていた。

適正な価格でハイクオリティな服を販売し続ける。

男女ともに高い人気を誇るブランド。

SHAREEF (シャリーフ)

着心地にこだわって服作りを行っている。

レーヨンを使ったアイテムを得意とし、ジャガード織など様々な技術を駆使して生地を加工する。

JUNYA WATANABE COMME des GARCONS MAN (ジュンヤワタナベ)

COMME des GARCONS社の渡辺淳弥さんがデザイナーを務めるブランド。

派手なパッチワークを多用した服作りが代名詞と言える。

JOHN LAWRENCE SULLIVAN (ジョンローレンスサリバン)

デザイナーは元プロボクサーと異例の経歴を持つ柳川荒士さん。

本場ロンドンで学んだテーラー技術をもとに作られるジャケットのシルエットは天下一品。

soe (ソーイ)

「装意」や「創意」といった意味を込めたブランド名。

モードとストリートの間に位置する、より着回しやすいリアルクローズを展開する。

DIET BUTCHER SLIM SKIN (ダイエットブッチャースリムスキン)

このブランドから「普通の服」はひとつとして発売されない。

ひとひねりも、ふたひねりもあるデザインをした服は多くの芸能人ファンを持つ。

DISCOVERED (ディスカバード)

シンプルでミニマルな見た目ながらもオリジナリティ溢れるブランド。

旗艦店へ行くときは事前の予約が必要。

beautiful people (ビューティフルピープル)

「大人と子供が共有できる服」が話題となる。

デザインチームは文化服装学院の同級生。

FACTOTUM (ファクトタム)

モードとリアルクローズの融合をコンセプトとしている。

デザイナーはデニム作りに対して特にこだわっており、専門のプレミアムラインが存在する。

FACETASM (ファセッタズム)

世界的に注目されており、今日本で最も勢いのあるブランド。

デザイナーは洋服の固定概念を壊すほどの柔軟な発想力で服を作り上げる。

BLACK&BLUE (ブラックアンドブルー)

デザイナーは以前、COMME des GARCONS社に在籍していた。

胸元にジップの付いた斬新なデザインのシャツが有名。

White Mountaineering (ホワイトマウンテニアリング)

アウトドアで着ることを目的に服作りをしている。

機能性と都会的な雰囲気を兼ね備えたブランド。

MIHARAYASUHIRO (ミハラヤスヒロ)

もともとは靴から始まったブランド。デザイナーは美術大学在学中に独学で靴作りを始めた。

ハイクオリティ&コストパフォーマンスの良いその服は服好きに愛されている。

JULIUS (ユリウス)

服、映像、グラフィック、音楽の4つがイメージソースとなっている。

その体の形をまるで無視したようなシルエットを見て着こなし方に迷うだろう。

ripvanwinkle (リップヴァンウィンクル)

雑誌「SENSE」に頻繁に掲載されている「お兄系」のブランド。

独特のカッティングによる鋭い雰囲気の服が特徴的。

yohji yamamoto pour homme (ヨウジヤマモト プールオム)

人が歩いたときの風を取り入れることでなびく美しい服を得意とする。

そのコレクションは怪しげな雰囲気を放ちながら見る者を圧倒させる。

yoshio kubo (ヨシオクボ)

モードストリート系ブランドを幅広く取り扱うセレクトショップの

「MIDWEST」で取り扱いがある。

大胆なグラフィックが施されたシャツやTシャツは1枚で着ても存在感は抜群。

モード系ブランドを使った参考コーデ

引用:http://wear.jp/hiro41126/5785934/

モードブランドの代表格、COMME des GARCONS (コムデギャルソン)のアイテムを使ったコーディネート。

そもそも「モード」の定義が曖昧なので難しいところですが、全身真っ黒だったり近未来的な格好をしている人が多いです。

 

ロック系ブランド

音楽から強く影響を受けて服作りを行っているブランドを分類。

ミュージシャンやバンドマンからの支持も厚い。

AYUITE (アユイテ)

ブランド名はアメリカの「ナヴァホ族」に関係する。

UVERworldのTAKUYAがシャツを着用していたことが話題になった。

glamb (グラム)

ストリートチックな雰囲気を放ちつつ、ひたすらに男臭さを追求しているブランド。

全ての洋服に「グランジ」のフィルターをかけている。

junhashimoto (ジュンハシモト)

シブい「お兄系」ブランドの世界においてカリスマ的存在の橋本淳が自身の名を冠して立ち上げたブランド。

LOADEDなどの雑誌に掲載されることが多い。

TAKAHIROMIYASHITATheSoloist. (タカヒロミヤシタ ザ ソロイスト)

元NUMBER (N)INEのデザイナー、宮下貴裕が手掛けるブランド。

パッチワークや切りっぱなしなどを得意とし退廃的なコレクションを展開する。

wjk (ダブルジェイケイ)

「ブランド名だけで服のイメージを決めてほしくない」という想いから、

ブランド名はデザイナーが好きなアルファベットを適当に並べて決められた。

NUMBER (N)INE (ナンバーナイン)

ブランド名はビートルズの、レボリューション・ナイン(Revolution #9)に由来する。

音楽とファッションが関わり合って生まれる洋服は他に類を見ないカリスマ性を持ち合わせる。

NO ID. (ノーアイディー)

ヴィジュアル系バンドマンにめちゃめちゃ支持されているブランド。

胸元が大きく開いたTシャツや派手な柄のアイテムが特徴的。

BACKLASH (バックラッシュ)

革製品に関して徹底的なまでに品質を追求し続ける日本屈指のブランド。

得意とするライダースジャケットには製品染めを多用している。

HYSTERIC GLAMOUR (ヒステリックグラマー)

ロック系ブランドの代表格といえるブランド。

ヒステリックな表情をしたグラマーなお姉さんのTシャツを1度はどこかで目にしているはず。

LITHIUM HOMME (リチウムオム)

無駄な装飾をそぎ落としたミニマルな洋服が人気。

ダブルのライダースジャケットがめちゃめちゃかっこいいです。

LAD MUSICIAN (ラッドミュージシャン)

並々ならぬ音楽へのリスペクトを感じるコレクションを展開する。

細身でシャープなシルエットが作るクールなスタイリングは独特の雰囲気を放つ。

武骨で男らしいファッションを得意とするブランド。

SEKAI NO OWARIメンバーがスカジャンを着ていたことが話題になりましたね。

WACKO MARIA (ワコマリア)

ブランド名はラテン語で「へんてこなマリア」を意味する。

背中に「GUILTY PARTIES」とプリントを施したアイテムが代表的。

ロック系ブランドを使った参考コーデ

引用:http://wear.jp/hyslumineest010/7109503/

こちらはHYSTERIC GLAMOUR (ヒステリックグラマー)のスタッフさんによるコーディネート。

上から下までロックな雰囲気が漂っていますね。カモフラ柄のジャケットがかっこいい。

 

ゆるカジ系ブランド

ここ最近のファッション業界はストリートブランドと

「ゆるカジ」ことゆるくてカジュアルな雰囲気を放つブランドが引っ張っている。

型にはまらない自由な「ゆるカジ」ブランドには要注目。

UNUSED (アンユーズド)

デザイナーは非公表。サイズ展開が幅広くユニセックスで着れる洋服を展開する。

ジーンズを始めとし、シャツやモッズコートにもデニム生地を使ったアイテムが人気。

iroquois (イロコイ)

シャツに使う生地を1から開発したり、まだ名もない編み方でニットを作ったりする。

デザイナーが旅行へ行って感じたことをアイデアソースにしたりと、常識にとらわれない服作りを行う。

URU (ウル)

2010年にブランドがスタートしてからじわじわと注目を集めている。

独特のテキスタイルやパターンが強み。ニットが有名。

.efilevol (エフィレボル)

人の中に必ず存在する愛に焦点を当て、ジャンルにとらわれない服作りをする。

毎シーズン様々なブランドとのコラボを続けている。

ohta (オオタ)

ファッションを通じて軌跡を残し、新たな基点となることを目標にしている。

パステルカラーで身幅の広い洋服が多く存在する。

crepuscule (クレプスキュール)

男女2人のニットデザイナーが2012年に立ち上げたブランド。

手編みのニットなど、優しい雰囲気のアイテムが特徴的。

COSMIC WONDER (コズミックワンダー)

パリコレクションやニューヨークコレクションにも出た実力派ブランド。

自然を大切にした服作りをモットーに、ナチュラルな服を生み出している。

theSakaki (ザサカキ)

2012年に創立したばかりにも関わらず、はやくも新宿伊勢丹でも取り扱いのある新進気鋭のブランド。

和を感じさせる「居間着」や独特の形をしたスタジャンが人気。

stof (ストフ)

ブランド名はオランダ語で布を意味する。

それぞれの洋服に付けられる名前が個性的。

TROVE (トローヴ)

ナチュラルな雰囲気と色を使った洋服が特徴的。

どこか儚さを感じさせるコレクションはゆるカジ好きを惹きつけます。

TALKING ABOUT THE ABSTRACTION (トーキング アバウト ジ アブストラクション)

ブランド名は各単語の頭文字を取ってTATA(タタ)と呼ばれる。

スウェット生地にリアルなジーンズの模様を転写したボトムスは、

パッと見デニム生地にしか見えないほどのクオリティ。

Dulcamara (ドゥルカマラ)

「いいものはいいし、わるいものはわるい」 の意識を突き通す。

よそいきバッグが有名。

NEON SIGN (ネオンサイン)

ブランドのコンセプトは「布芸の追求」

オーバーシルエットやビビッドな色使いを得意とする。

nonnative (ノンネイティブ)

「属さない」を意味するブランド名。

ブランド自体の主張よりも服の着心地などを優先的に考える。

hatra (ハトラ)

パーカーを中心とした服作りを得意とする。

ユニセックスで着られる「居心地」のよい服を目指す。

BALMUNG (バルムング)

概念としての「灰色」を表現し続けるブランド。

ほぼ全てのアイテムはビッグシルエットで作られている。

FRAPBOIS (フラボア)

「大人げない大人の服」を作り続けている。

サルエルパンツやドット柄など可愛い服を得意としている。

bukht (ブフト)

ブランド名は中東で「良質なラクダ」を指す。

ニットのような、Tシャツのようなワッフルカットソーが定番アイテム。

BED J.W. FORD (ベッドフォード)

デザイナーが古着屋などで働いたのちに立ち上げる。

着丈の長いアイテムを使ったレイヤードスタイルが特徴的。

my beautiful land let (マイ ビューティフル ランドレット)

デザイナー自身が思い入れを持つ物を共有したいという想いがこもっている。

シーズンごとのコンセプトはあえて決めていない。

ゆるカジ系ブランドを使った参考コーデ

引用:http://wear.jp/nokomaki08/7287539/

こちらはDulcamara (ドゥルカマラ)の定番ジーンズを使ったコーディネート。

この「よそいき」シリーズのデニムは他のどんなブランドにもないゆるさを持った大人気アイテム。

ぼくも欲しかったのですが、今年も買えずに売り切れとなってしまいました…。

 

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さいごに

105ブランドを紹介してきたので非常に長くなりましたが、

どのブランドもデザイナーさんがそれぞれの想いを込めて服作りをしています。

いっとき話題になった1本1,000円もしないジーンズ。

買う側は喜ぶだろうけれど、作り手は激務と低賃金で泣いている。

そんな風に人が泣きながら作った洋服と、

デザイナーさんが精一杯の想いを込めて作った洋服だったら、どっちを着たいだろうか。

ファストファッションの勢いが増して、使い捨ての安い洋服が普及したことで、

洋服を着て、デザイナーの想いを受け取って楽しむファッションの本質的な部分はどこかへ消えてしまった。

そんな時代でも、着てくれる人を思い浮かべて洋服を作り続ける日本のデザイナーズブランドは本当に素晴らしい。

普段はファストファッションに身を包んでいるあなたも、

この記事を読んだことをきっかけにデザイナーズブランドの洋服を着てみてはいかがでしょうか。

きっと、あなたの中にある「ファッションを楽しむ」ことへの概念を変えてくれることでしょう。

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